次期Mozillaブラウザ“Mozilla Browser”の開発版である『Mozilla Firebird 0.6』が公開された。
Mozilla Firebirdのロゴ |
『Mozilla Firebird 0.6』は、これまでMozillaのブラウザコンポーネントをベースに開発されていたPhoenixの新バージョン。Phoenixという名称は、商標の問題のため、Firebirdに変更された。ロードマップによれば、将来的には“Mozilla Browser”と呼ばれることになるソフトだ。
これまでのMozillaは、Webブラウザ、メーラ、HTMLエディタなどの機能を統合したアプリケーションスイートとなっていたが、次期バージョンからは各アプリケーションが独立したものとなる。そのため『Mozilla Firebird 0.6』もWebブラウザのみのアプリケーションとなっている。
Mozillaと比べての大きな違いは、XULベースのインターフェイスや、設定機能などだ。インターフェイスのテーマについても、すでに多くの種類が用意されている。
現在のところ、バイナリはWindows版、Mac OS X版、Linux版が公開されており、Mozilla.orgから入手可能。