「AK77-400 Max」 |
Athlon XP/Duron用のVIA製新チップセット“VIA Apollo KT400A(以下KT400A)”を搭載したマザーボードがそろそろ秋葉原に登場しそうだ。未だショップなどには入荷されてはいないものの、本日AOpen製「AK77-400 Max」の写真を入手したのでお伝えしよう。
同社のラインナップでは最上位モデルと思われる |
“KT400A”はすでに多数のメーカーから搭載製品が発売されている“KT400”の改良版とも言うべきチップで、DDR400に正式対応する。また「FastStream64」という技術を搭載し3Dアプリケーション性能の向上や帯域幅が最大でKT400から約25%増え3.2GB/secになるとうたわれている。組み合わされるSouthbridgeは“VT8237”もしくは“VT8235CE”となり前者の“VT8237”の場合では新たにSerial ATAをサポートする。
Serial ATAはPromise製“PDC20375”によってサポート | TI製IEEE1394 | |
AOpenからは2種類発売される予定 | “KT400A”を搭載した製品は各社発売を予定しているようだ |
今回撮影したのはAOpen「AK77-400 Max」で注目のSouthbridgeは残念ながら“VT8235”。Serial ATAはPromise製“PDC20375”によってサポートされる。拡張スロットはAGP×1、PCI×6、DIMM×4(最大3GBまで)という構成でオンボードインターフェイスにはRealtek製チップによる10/100Baseイーサネット、TI製IEEE1394、サウンドなどを搭載している。そのほかマニュアルによるとFSBが100~191MHzの間で設定できるほか、AOpen独自機能の「SilentTek」なども搭載している。価格は1万4800円程度になるようで、ZOA秋葉原本店では早くも予約を受け付けている。現状で“KT400”搭載製品からそれほど変更点がないために秋葉原の注目度はいまいちといったところだが、“KT400A”を搭載した製品は各社発売を予定しているようだ。
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