新たにSerial ATAコントローラ“Sil3112ATC144”を搭載する |
Gigabyteから、同社のKT400搭載マザーボードGA-7VAXP Ultra」が発売された。同マザーは「GA-7VAXP」の上位モデルにあたり、新たに搭載されたSerial ATAコントローラにはSilicon Image“Sil3112ATC144”を採用しているの。付属のブラケットにより、Serial ATA対応HDDを外付で使用することができるが、ブラケットには2ch分のSerial ATAポートの他に、電源コネクタも1つ装備されており、ここから専用の電源ケーブルに電源を供給することになるようだ。電源ケーブルの先は2つに分岐しているので、2台のHDDへの供給が可能。
Serial ATA用ブラケットの簡易マニュアル |
その他の基本スペックは先に発売されているGA-7VAXPと同じく、メモリスロットはDDR DIMMスロット×3でDDR400(PC3200)メモリ使用時では最大2GB、DDR333 (PC2700)以下のメモリでは最大3GBまで増設可能になっている。また、Ultra ATA 133対応のRAIDコントローラにはPromise“PDC20276”、10/100Base-TX対応EthernetコントローラにはRaeltek“8100BL”、IEEE1394コントローラにはVIA“VT6306”を採用、増設用のスロットは8xに対応したAGP×1/PCI×5という構成だ。後部の各種コネクタはキーボード、マウス用PS2の他、USB×2/シリアル×2/LAN×1/各種オーディオポートとゲームポートになっており、付属のブラケットを使用することで、さらにUSB×4/IEEE1394×3が増設可能になっている。FSBは100~200MHzの間で1MHz刻みで設定可能となるほか、VCoreはデフォルトに対して+5/+7.5/+10%の設定ができる。またメモリ電圧はデフォルトに対して+0.1/+0.2/+0.3Vの設定が可能。価格は高速電脳で1万6800円となっている。
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