本日、米Sun Microsystemsの会長兼CEO、Scott McNealy氏の記者会見が行なわれ、その質疑応答の中で同氏は、StarOffice日本語版の登場が、2000年の8月になるだろうと答えた。
日本語版は、StarOfficeの“Asian Language”対応の第1弾となる。StarOfficeは、もともとドイツの製品であるためヨーロッパ対応はなされているのだが、今後はアジア圏もサポートする。日本語版の次は中国語版がリリースされる予定。
また、「StarOfficeを無料配布するのはなぜか?」との問いには、StarOfficeの浸透によって、Sun Microsystemsの製品市場が広がることを目的としているためであるとした。ソフトウェア販売によって利益を上げるビジネスモデルではなく、最終的にSun Microsystemsのサーバ製品購入につながることを見越しての無償配布だという。