各メーカーほぼ出揃った感のある「Radeon HD 4870」搭載ビデオカードだが、今度は初のオーバークロック仕様となる「R4870-T2D512-OC」がMSIから発売となった。
この製品は定格のコア/メモリクロック750MHz/1800MHzから780MHz/2000MHzにオーバークロックしたのが特徴の「Radeon HD 4870」搭載カード。外観上の変化はなく、本体は2スロット仕様で大型の冷却ファンを採用するリファレンスモデルと同じだ。
その他、メモリがGDDR5 512MB、ブラケット部がDualDVI/HDTV-OUTという構成。付属品としてDVI→D-SUB変換コネクタやDVI→HDMI変換コネクタ、HDTV対応コンポーネントケーブル、S-Video→コンポジット変換コネクタ、NATIVECROSSFIREケーブルなどを同梱する。価格はスリートップ2号店で3万5800円、アークで3万6480円。先日お伝えした「Radeon HD 4870」搭載ビデオカードの価格調査からも分かるように、ノーマルクロック版とほぼ変わらない価格設定のため人気となりそうだ。