デジタル表示の時計は便利だ。瞬時に何時何分、何秒かまでを見ることができる。アナログ表示とは違い、明確に時間を知ることができる。Duncan Shotton氏が開発したガジェットは、そのデジタル表示を機械で制御してしまおうというモノ。そう、正確には「デジタル表示」っぽいアナログ時計なのである。どんな仕組みで動いているのかは下の動画を見てもらいたい。
4枚の板がそれぞれ時計の各桁の数字に対応しており、その板が最上部まで到達すると「0」になってストンと下まで落ち、また上がっていき……の繰り返しだ。表示はデジタル風だが、時刻が変わるときに数秒かかる(0から1に変わるときは特に)。まあ、秒数の表示はないから気にしないでいいだろう。
時計本体が大きいことと、板が上がるぶんのスペースが必要となるため、天井が高い家じゃないと屋内に設置するのは厳しそうだ。公園に置いてあれば、芸術作品っぽくていいかもしれないけど。