FSB1333MHz対応モデルを含む“Core 2”シリーズ新モデルの販売が22日の午前0時にスタートした。ここでは、今まで数多くの深夜販売を開催してきたベテランショップであるTSUKUMO eX.での様子をお届けしよう。なお、同店以外の深夜販売の様子は“神”だけに神出鬼没!? メイドも参加した“Core2”シリーズ深夜販売リポート!の記事を参照してもらいたい。
販売開始2時間前となる22時にすでに200人以上の人が並んでいたTSUKUMO eX.。ちなみに先頭の人は「Q6600」が買いたくて21日の朝6時から並んでいたとのこと
22時30分、ツクモCore2ガールズの鈴木礼央奈さん(写真左)と森川ゆいさん(写真右)が特設ステージに登場。トークショーや、その場で足踏みして歩数計の歩数を来場者と競うゲーム大会などで会場を盛り上げた
23時10分からは“改造バカ一台”でお馴染みの高橋敏也氏と、インテルの“神様”こと天野伸彦氏のトークセッション。2人はバイクに乗って会場に現れ周囲を驚かせた。ちなみに高橋氏の衣装はライダースーツであり、秋葉原だからといって特殊部隊や北斗の拳のコスプレをしているわけではない
天野氏は間もなく発売となる新CPUや、マルチコアCPUの今後の行方を解説。対する高橋氏は、仕事上がりのメイドさんがファミレスでとった衝撃的な行動などの裏話を披露し、会場を爆笑させていた
イベントに参加しようとTSUKUMO eX.には大勢の人が訪れる。23時過ぎにもかかわらず、昼間に行われるデモイベントと大差ない人数が集まっている
インテルの特製バッグやロゴ入りの光るスーパーボールなどが当たる抽選会では、くじがひかれるたびに参加者が自分の手持ちの番号と照らし合わせて一喜一憂していた
深夜販売に立ち会えなかったインテル株式会社 代表取締役共同社長の吉田和正氏からはビデオレターが届いていた。同氏はビデオの中でFSB1333MHz時代の幕開けをアピールした
九十九電機株式会社 代表取締役社長の鈴木淳一氏が挨拶し、いよいよ発売カウントダウンが始まる!
カウントゼロと同時にゲストと来場者全員がクラッカーを鳴らし、“Core 2”シリーズ新モデルの発売を祝う
最後は新CPUと一緒に記念撮影。皆、満面の笑みだ
午前0時と同時に店頭の特設レジにて販売開始。購入希望のモデルナンバーを店員と購入者が入念に確かめ合う
ツクモCore2ガールズがCPUを手渡し。購入者がうらやましい……
深夜販売を行なった店舗は計4店舗。去年のCore 2 Duoの深夜販売時の6店舗よりやや少ないが、それでも去年に近い盛り上がりを見せていた。今回の深夜販売で一番売れたのは、売価がほぼ半額にまで下がった既存モデルの「Core 2 Quad Q6600」。アキバ系住人は新製品に敏感なことから、FSB1333MHzに対応した新“Core 2”シリーズに興味を示すかと思いきや、今回はクアッドコアCPUがより身近になったことのほうが魅力だったようだ。
アキバでFSB1333MHz対応“Core 2”シリーズが普及するには、未発売の“X38”チップセット搭載マザーボードをはじめ“インテル3”シリーズチップセットや、DDR3メモリの普及をもう少し待たなければならないのかもしれない。