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「今度も泣ける!?」FROGMAN監督に今回も直撃!

“鷹の爪”アニメフェアに再臨! 黒烏龍茶とのコラボを発表

2008年04月08日 17時00分更新

文● 千葉英寿

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鷹の爪団の皆さん

「総統! また、アスキーの人が取材にきています。やっつけちゃいますか?」「プレスの人は大事にしなきゃ世界征服ができないじゃないか、吉田君!」「た~か~の~つ~め~」

 3月27日に東京ビッグサイトで開催された「東京国際アニメフェア2008」の会場にて、Flashアニメで世間を騒がせた“鷹の爪”の劇場版映画化第2弾「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II」の製作発表が行なわれた。同作品を制作するDLEは、“鷹の爪”だけではなく、テレビ東京系で放送されて好評だった子ども向け情報バラエティー番組「ファイテンション」シリーズの第3弾、さらにヨーロッパNo.1という会員数700万人のMMORPG「Dofus(ドフス)」とのコラボも同時に発表した。会場で“鷹の爪”監督のFROGMAN氏と、 (株)ディー・エル・イー(DLE)のエグゼクティブプロデューサーの椎木隆太社長に直撃した。


映画のタイトルに商品名!?
さすが鷹の爪、やることが「パじゃねぇ」


熊と言われると怒るレオナルド博士

会見にはレオナルド博士が初見参。こう見えて、実はプレイボーイ

 アニメフェアの初日は、鷹の爪団が終日メインステージを占拠する形となった。まず、最初に行なわれた会見は業界史上初の大胆すぎる試みとして、映画のサブタイトルをネーミングライツにするという前代見聞の発表だった。ネーミングライツと言えば、普通は「C.C.レモンホール」(渋谷公会堂)のように公共施設やキャラクターなどに対して企業名や商品名をつけることのできる権利である。前作では、劇中にさまざまな企業や商品が(わざとらしく)登場して制作費に充てるという演出(!?)を見せたが、今回は映画のタイトルをも使ってもらおうというのだ。

 今回、その命名権を手に入れたのが、まさにそのC.C.レモンホールのサントリー(株)。協賛する商品は、体脂肪を気にする人なら絶賛購入中のトクホ商品「黒烏龍茶」。タイトルはズバリ、

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE~私を愛した黒烏龍茶~

に決定した。会見に登壇したサントリーの泉田 豊氏は「最初、お話をうかがった時はびっくりしましたが、映画のネーミングライツなんて面白いなと思って、手を挙げさせていただきました」とコメントした。

会見に登壇した面々

会見に登壇した面々。左から蛙男商会代表のFROGMAN監督、サントリーの泉田氏、ソニー・ミュージック ジャパン インターナショナルの藤村建司氏、そしてレオナルド博士

 このほかにもFROGMAN監督の新たな試みとして「1万人の声優募集」を実施するほか、前作に引き続いて「バジェットゲージシステム」(制作費の残量がシーンを追うごとにリアルタイム表示される)、「プロダクトプレイスメント」(製品告知シーン)、そして前作では見事にゴールインを果たしたカップルも出た(!?)という「告白タイム」を採用することが発表された。また、音楽はUKチャートNo.1を記録した超大物新人アーティスト「the HOOSiERS」を起用する。

 さらに今回の映画では、滝口順平氏や野沢雅子さんといった超豪華・大物声優が登場するという。テレビで印象的なキャラクターを数々演じてきた声優陣だが、鷹の爪ではいったいどんな形で登場するのか、いまから楽しみだ。

 最後にFROGMAN監督が「今回の鷹の爪は泣けます。期待していてください!」と気勢を上げて会見は終了した。会見後に会場内DLEブースで、FROGMAN監督と椎木プロデューサーにお話をうかがった。

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