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大阪オートメッセで見たコテコテのカスタムカーと美しきアテンダントたち

2024年02月24日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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大阪じゃないと見られない!?
関西パワーを感じるクルマたち

オートメッセ
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 逆に、東京オートサロンであまり見かけないのが、20年くらい前の車たち。シビックのEG6やEK9、EP3といったB16A型VTECエンジンを搭載したクルマは、東京オートサロンではほぼ見かけません。シビックといえば、走り屋御用達と言われたクルマ。今も現役オーラを漂わせるこれらのクルマたちは、見ているだけで熱いものがこみ上げてきます。

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 湾岸ミッドナイトファンなら、大阪環状といったらランエボでしょう。ありましたよ、青のランエボが! これはインドネシアの自動車カスタム&アフターマーケットパーツ関連企業団体である「NMAA」が出展するエボIX。インドネシアのカスタムシーンは急成長しているそうで、写真のモデルは2022年のインドネシアのイベントで1位になったとか。確かにカッコよすぎます!

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 東京オートサロンよりもシルビア、180SXといった懐かしのクルマにも出会えたりして、ちょっぴりうれしい気持ちになったり。いつまでも元気に走ってもらいたものです。

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 さて、大阪のトレンドはというと、東京ではあまり見かけないVIP系の国産セダンが、一大勢力を構築。その数は本当に多く、ただただ圧倒。センチュリー、プリウス、クラウン、みんなVIP仕様です。

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昨秋登場したばかりのHonda N-BOXもVIPな仕上がりに。これはカッコいいかも!

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そしてバリバリ伝説なバイクの姿も! 東京オートサロンでは絶対に見かけないバイクがズラリと並ぶ姿は壮観、圧巻!

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バイクもあれば、当然クルマもその系統が展示されていました

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 なんと宮型霊柩車にタケヤリマフラー、さらに電飾化というとんでもないクルマを発見。しかもナンバーが893って……。このクルマに限らず、ナンバーを隠さないクルマが多いのも関西圏の特徴のような気がしました。

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 すごいという点では、軽トラックをガッツリとデコレーションしたクルマを発見。これもオートサロンでは見かけないタイプのクルマです。関西のコテコテパワーにめまいがしてきたので、いったん外に出ることにしました。

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屋外ではキッズカート体験会が行なわれて盛況。小さな子供も飽きさせない工夫がなされていました

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タミヤ模型は、RCカーグランプリを開催。これも東京オートサロンでは見かけないコンテンツで、久々に走るラジコンに興味を覚えた次第です。ミニ四駆ではないのですね

関西圏ではカーオーディオの文化が残る

 昨今、車載ナビは車両コントールと深く密接しているため、純正ナビが主流。またはApple CarPlayやAndroid AUTOなど、スマホと接続して画面表示させるディスプレイオーディオ機器が多く、サードパーティー製ナビを搭載するのは、相当コダワリのある人だけになりました。それゆえか、東京オートサロンでカーオーディオに関する出展は本当に少なかったように思います。

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再び展示ホールを回ると、東京オートサロンでは見かけなかったパイオニアの出展ブースを発見

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また、クラリオンは車載ナビを訴求するほか、コンプリートカーを展示・販売していました。関西ではオーディオの文化が盛んなようです

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 さらに驚くのは、カーオーディオの輸入商社が連携して出展されていたこと。車両も高級輸入車ばかりで、希望者は運転席に座っての試聴が可能。写真のBMW M8には、車載ユニットはそのままに、Aピラーやトランクに仏「BLAM」のユニットを搭載。AudisonのDSP内蔵パワーアンプでドライブされていました。

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 レクサスも、モレルのユニットに換装。ピラー部分に中域、高域のドライバーを、トランクルームにサブウーファーを搭載。ARC AUDIOのパワーアンプでドライブしていました。綺麗にインストールされているところに美しい音と同様の美学を感じます。

 以上、東京オートサロンと大阪オートメッセの違いをレポートしました。どちらも個性が違うクルマが展示されているので、クルマ好きなら両方行くことをオススメします。あとは名古屋とか福岡とかでも同様のイベントあるので、機会があればいずれ……。

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