質実剛健感のあるインテリア
インテリアは911よりもコクピット感を強めたもの。「全然違うんですね」と仰るように、ラグジーさよりも質実剛健といった雰囲気が漂います。唯さんは白いレザーシートに憧れがあるそうで「このシート、とてもイイですね」とニッコリ。それでは細部から見ていきましょう。
まずはハンドル周りから見ていきましょう。ステアリングはSUVなどに慣れている方からすると小径で、操作するとクイックな印象を受けます。ポルシェらしく右手親指にはモードセレクターのスイッチが用意され、インディビジュアル、ノーマル、スポーツ、スポーツプラスの4段階にセット可能。メーターパネル右側にカタカナで表示されます。中央のボタンはスポーツレスポンスボタンで、最大20秒間フルパワーになります。
メーターパネルは911が5連であるのに対して3連。速度計と回転計は指針式で、右側がインフォメーション。ナビも表示できるのですが、位置的にちょっと見づらいかなというのは911も同様です。
クルーズコントロールはフォルクスワーゲングループらしく左手レバー式。日本車に慣れた身からすると、最初は動かし方すらよくわからなかったりします。前走車の速度を検知するアダプティブタイプなのですが、車線監視機能はないようです。
ポルシェらしくアクセルペダルはオルガン式。ですがアルミペダルではないようです。フットレストの幅は狭くて、足の大きな人だと半分程度しか置けないかも。始動スイッチとヘッドライトのモード切替は運転席右手側。始動スイッチを右に置くのは、ポルシェとHondaくらいでしょうか。今は左側が主流のように思います。
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