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特別なアンテナ設計で電波のツカミも補強されています

ソニーがカメラ専用の5Gデータ送信デバイス「ポータブルデータトランスミッター PDT-FP1」を発表

2024年01月30日 10時00分更新

文● ASCII

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 ソニーは1月30日に、ミラーレスカメラαシリーズの周辺機器として、「ポータブルデータトランスミッター PDT-FP1」を発表した。5G回線を使って、αシリーズをはじめとするソニー製カメラをネットワークに接続するデバイスで、スマホとは異なるアンテナ設計や放熱処理を実現し、AndroidをOSとして搭載しているのが特徴だ。

 プロの報道現場はもちろん、ウエディングでより早く映像を納品したい現場や、YouTuberなどの動画配信者にとっても、いつでもどこでも安定した通信環境を実現してくれる製品である。

 希望小売価格は15万9500円で2月7日10:00より受注を開始、3月22日に発売の予定である。

新ジャンルのカメラ周辺機器
「ポータブルデータトランスミッター PDT-FP1」

 デバイスとしての外観はスマホに似ており、操作画面はAndroidそのものだが、USB Type-C端子を2つ、有線LAN端子に、HDMI入力端子を装備する。

 Type-Cの1つはカメラを接続するデータ転送用で、もうひとつは給電専用なので、給電しながら通信ができる仕組みだ。HDMI入力から受け取った映像データもそのまま送れるので、実質的にはあらゆる(HDMI出力のある)カメラの映像を送信できることになる。(ソニーが動作保証するものではない)

 アンテナは電波の強い場所はもちろん、中くらいや弱い場所でも、より効率よく通信できるよう、デバイス全体に配置されている。

 WWANの対応周波数は、日本と米国の4Gとミリ波を含む5Gの広範囲で、欧州についても対応予定という。また、通信状態を視覚的に確認できる「Network Visualizer」をプリインストールしている。

 SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMで、使用中のSIMの電波状態が悪くなると、別のSIMに自動的に切り替える機能も持つ。

 ボディ内には大型の冷却ファンを搭載しており、背面にはヒートシンクを設置。ファンの動作モードは「冷却性優先 /オート(バランス)/ 静音性優先」を切り替えることができる。

 背面には1/4インチの三脚用ねじ穴とストラップホールも装備する。

 プリインストールされている「Camera Wired Connection」で、ソニー製カメラと有線接続した際に、写真、動画を指定したFTPサーバーやクラウドに自動的に転送可能で、毎回設定をする必要なく、ケーブルを挿すだけで転送可能となる。

 搭載するCPUはSnapdragon 8 Gen2で、Android 13を搭載。内蔵メモリーは8GBで内蔵ストレージは256GB、マイクロSDスロットは1TBまで対応. 無線はBluetooth5.3とWi-Fi 6を内蔵する。LANは1000BASE-Tで、HDMIはで3840x2160 (60p)まで対応する。

 サイズは170.0×80.0×26.6mmで重量は308g。バッテリーは連続動作でLTE経由のFTP転送で4時間、HDMI経由のビデオアップロードで2時間、充電時間は115分である。

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