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秋のヘッドフォン祭2022 第5回

気になる展示は? “秋のヘッドフォン祭 2022”を振り返る

2022年09月21日 11時30分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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アプリも入るAndroid搭載デスクトップオーディオ(エミライ)

 エミライはFiiOやNoble Audioのユニークな新製品を展示していた。

 FiiOの「R7」は、Android端末をそのままオーディオ機材に組み込んだようなユニークなコンセプトを持つデスクトップ機器だ。ネットワークプレーヤーとして使え、プレーヤー部分の中身は「M11」相当。OSはFiiOがカスタマイズしたAndroid 10を採用しているが、素のAndroidに近いようで、アプリのインストールも可能とのこと。強力なTHXヘッドホンアンプ回路も内蔵している。

FiiO R7

 同じくFiiOの「Q7」は、DAC内蔵のポータブルヘッドホンアンプだ。フラッグシップDAP「M17」のディスプレーとプレーヤー部がないバージョンと言い換えてもいい。ディスプレーの代わりに小型の液晶を備えている。「M17の音はいいが、高すぎる」というのが開発に至った理由のひとつであり、価格はそれなりに抑えられるようだ。M17で好評だったDC給電モードも搭載されている。

FiiO Q7

 「Fokus H-ANC」は、Noble Audioによる新しい高音質志向の完全ワイヤレスイヤホンだ。ノイズキャンセリング機能も搭載している。聴いてみると、素晴らしく鮮明なサウンドで強いパンチが楽しめるのが特徴的だった。また広い音場感も感じられた。

Fokus H-ANC

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