FelicaからQRコードに一本化
これまでANAでは「スキップ」と呼ばれる仕組みを20年近く運用していた。これは事前に予約、購入、座席指定をしておけば、チェックイン機を使うことなく、保管検査場や搭乗口、ゲートでかざすことでスムーズに飛行機に搭乗できるというものだった。
このとき、搭乗者の確認をするために必要となったのが、FeliCaというICチップを搭載したクレジットカードやケータイ、スマートフォン、もしくはQRコードだ。
特に便利なのがクレジットカードで、搭乗口でクレジットカードをかざすだけで乗れてしまうこともあり、ANAを国内出張で頻繁に使うビジネスパーソンに愛用されていたのだった。
ANAではスキップを2023年4月以降に廃止する。これにより、FeliCaでの搭乗手続きはできず、QRコードに一本化される。
ANAでは「QRコードのほうがグローバルスタンダードといえる。QRコードであれば海外からのお客様も利用しやすいのではないか」(担当者)という。
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