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自動最適化機能とホワイトリストセキュリティ機能をまとめて提供、家族や友人のパソコンも守ろう

パソコンをずっと“快適&安全”に使いたい、そんな人のためのPC Matic

2022年03月14日 11時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: ブルースター

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 「買ったばかりのころは調子よく動いていたのに、最近はブルースクリーン(エラー画面)が出て止まることが増えた」。パソコンを長年使ううち、そんな経験をしたことがあるユーザーは少なくないのではないだろうか。そのほかにも「何もしていないのに動作が不安定になった」「Windows Updateが失敗するようになった」「起動するたびに広告ウィンドウが表示されるようになり困る」といった話はよく聞かれる。

 新品のときは快調に動くのに、だんだん動作が不安定になり、さまざまなトラブルが起きるようになる――。別にこれは“パソコンユーザーの思い込み”などではなく、そうなる「原因」がちゃんとあって、実際に起きる現象だ。裏を返せば、そうした原因を徹底的に取り除くことができれば、パソコンは本来の能力を取り戻し、より長く快適に使い続けられる。

 ただし、ある程度パソコンに詳しいユーザーでもなければ、複雑なメンテナンス作業を自分でやるのは難しいし、何より面倒である。そうした悩みを解決してくれるのが、ブルースターが販売する「PC Matic」というソフトだ。

パソコン本来の性能を引き出すセキュリティソフト「PC Matic」

パソコンメーカーの抱える“悩み”から生まれた「PC Matic」

 PC Maticは、パソコンの安定稼働を実現し、本来の性能を引き出すためのソフトだ。以下で紹介するパソコン動作最適化の機能はWindows(11/10/8.1/7)で、また後述するホワイトリスト方式のセキュリティ機能はWindowsのほかmacOS(Intel/Apple製CPU)、Android(4.4以上)でも使える。

 PC Maticでは、パソコンの稼働状況の監視やメンテナンスを自動的に行い、システムの状態を最適に保つことで、パソコンを長く使いたいユーザーをサポートする。同時に、強力かつ軽快なホワイトリスト方式のセキュリティ機能で「安全さ」もしっかり維持する。たとえばNECダイレクトやパソコンショップarkが販売する自社パソコンと一緒に提供するなど、パソコンメーカーからの評価も高い。

 そもそもPC Maticの開発元である米国PC Matic社は、1999年、それまでパソコンメーカーのゲートウェイ(Gateway)社でサポート部門を率いていたロブ・チェン氏が設立した会社だ。

 チェン氏は、パソコンを購入したユーザーをサポートするうえで抱えていた“悩み”から、このソフトの開発を思い立ったという。その悩みとは「パソコン自体の不具合ではないのに、使っているうちに不具合を申し立てるユーザーが後を絶たない」こと、さらに「ソフトのアップデートなどをするよう呼びかけても、ユーザーは基本的に何もしてくれない」ことだ。

 一般のユーザーは、購入したパソコンに「何もしなくてもずっと快適に使えること」を期待している。しかし、パソコンの安定稼働やセキュリティを維持するためには、システム(OS)やドライバ、アプリケーションの定期的なアップデートや、細かな設定変更をしなければならないのが現実だ。

 ユーザーとメーカーの間にこうした意識のギャップがあるため、ユーザーは不具合が起きるとパソコンメーカーに不満の矛先を向け、メーカーは困惑することになる。

 それならばいっそ、パソコンの定期的なメンテナンス作業をユーザーに頼るのではなく、ソフトで自動化してしまえばよいのではないか。何か問題点があればその原因を自動的に洗い出し、修正するソリューションが提供できるのではないか――。こうした発想が、PC Maticを開発する原点となった。

 設立されたPC Matic社には、ゲートウェイでパソコンのドライバ開発やチューニングなどを行っていたメンバーも加わり、インターネット経由で最適なドライバを適用するドライバ更新ツールを皮切りに、デフラグソフト、PC設定最適化ツール、セキュリティソフトなどを単体製品としてリリースしていった。これらを1つに統合し、2010年から提供されているのが現在のPC Maticである。

ビッグデータの力を活用してあらゆるパソコンを最適化

 PC Maticという製品名は、このソフトがパソコン(=PC)の「性能の低下を防ぐ」「安定性を向上させる」「通信速度を向上させる」「セキュリティを守る」処理を自動的に(=Automatic)行うことから来ている。

PC Maticのダッシュボード画面。「スキャン」をクリックするだけでパソコンの稼働状態を自動診断し、最適化処理を実行してくれる。定期自動実行も可能

 たとえば性能低下を防ぎ、安定性を向上させるために、PC Maticでは「レジストリの最適化」「不要なスタートアップ、サービスの停止」「通信設定の最適化」「迷惑アプリケーションやアドウェアの排除」といったメンテナンス作業を行う。これらはいずれも、パソコンを使い続けるうちに生じる性能低下や不安定化の原因である。

 ただし、パソコンは機種ごとに構成するパーツ(ハード、ソフト)が異なるため、メンテナンスの最適解はどれも同じではない。そこでPC Maticでは「ビッグデータ」と「AI」の力を利用している。PC Maticでは、世界中で稼働しているおよそ2億台分のパソコン情報をクラウドで収集、分析しており、このビッグデータに基づいてパソコンごとの稼働状態を解析することで、個々のパソコンに適したメンテナンスの内容を判断し、実行する。

 このとき、パソコンの挙動を不安定にしかねない処理は行わない点も特徴だ。PC Maticを開発したパソコンメーカー出身者たちは、不用意なメンテナンスにより動作が不安定になるリスクも熟知している。たとえばレジストリの最適化処理においても、一般的な「レジストリクリーナー」ツールが行うようなレジストリの消去は行わない。加えて、レジストリの内容をワンクリックで復元する機能も提供しており、安心して最適化の処理を実行することができる。

 迷惑アプリケーション(PUP)やアドウェア、パソコンの動作を不安定にするユーティリティの扱いも特徴的だ。一般的なアンチウイルス製品では、こうしたソフトは「マルウェアに該当しない」として検知、駆除しないものが多い。しかし、PC Maticはこれらを「ユーザー視点で快適さを損なうもの」と考えており、検知、駆除、起動ブロックができるようになっている。

 加えて、ブラウザに「WebShield」プラグインをインストールすれば、ブラウザ経由で侵入する脅威もブロックできる。ここでもマルウェアや不正広告、不正スクリプトといったサイバー攻撃に該当するものだけでなく、一般的なWeb広告や動画広告、さらに仮想通貨のマイニングスクリプトなどまでブロックの対象にできる。「快適さを損ねるもの」「意図せず実行されるもの」を徹底的に排除するという、ユーザー視点に基づく考え方は一貫している。

 パソコンを最適化した結果、どの程度改善されたのかはもちろん数値やグラフで表示できるが、ユニークなのは「世界ランキング機能」である。これは、世界中のPC Maticユーザーから収集したパソコンの稼働情報に基づいて、「自分のパソコンは上位何%にランクされるか」を示す機能だ。最適化が進めばこのランキングも上昇するので、ユーザーにとって楽しい機能であり、人気も高い。

マルウェアやランサムウェアを「確実に」ブロックできる仕組み

 さて、ユーザーの快適なパソコン利用をさまたげる“最大の敵”と言えば、やはりマルウェア(ウイルス)やランサムウェアだろう。PC Maticでは、マルウェアやランサムウェアの実行を確実にブロックする「アプリケーション・ホワイトリスト方式」の強力なセキュリティ機能を提供している。

 アプリケーション・ホワイトリスト方式とは何か。ひと言で説明すると、「デフォルトで(基本的に)すべてのアプリケーションの実行を拒否し、安全性が確認されているアプリケーションの実行だけを許可する」仕組みだ。一般的なアンチウイルス製品は「危険性が確認されているアプリケーション(マルウェア)の実行だけを拒否する」ものなので、正反対のアプローチをとっている。だが、それゆえに、新種で未知のマルウェアやランサムウェアも確実にブロックできる。

アプリケーション・ホワイトリスト方式の特徴。通常のアンチウイルス製品(右、ブラックリスト方式)とは異なり、安全性確認済みのアプリケーションだけを起動許可するので、未知のマルウェアやランサムウェアを確実にブロックする

 ここでもビッグデータやAIが活用されている。PC Maticのクラウドは、世界中のユーザーから常に最新のアプリケーション情報を収集しており、その数は1億件以上に及ぶ。もしもまだ誰も実行したことのないアプリケーションがあれば、クラウド上でAIによる解析とマルウェア分析官による厳密な安全性の監査(デジタルフォレンジック)を行い、安全性を認めたものだけをホワイトリストに登録する。このホワイトリストがすべてのユーザーに配信されて、パソコン上でアプリケーションの起動が許可されるようになる。

 このように、PC Maticではアプリケーションの安全性の分析はすべてクラウド上で行い、パソコン側では「ホワイトリストに登録されているかどうか」のチェック処理だけを行う。そのためPC Maticの動作は軽快であり、ほかのアンチウイルス製品のように重くない。この点でも「快適さ」が維持できるわけだ。

 そのほかにも、近年のサイバー攻撃で多用されるようになった不正なスクリプトについては、危険なコマンドの実行をデフォルトで拒否する設定を行って実行を阻止する。さらに、攻撃者に狙われやすい主要なアプリケーションやドライバは自動更新する機能を備えており、ユーザーが意識することなくアップデートが行われる。また、前述したとおりブラウザからのマルウェア侵入もプラグインによって防ぐ手段が提供されている。

インストールされている主要アプリケーションのバージョンを自動で調査し、自動でアップデートを実行することで脆弱性を突く攻撃を防ぐ

初心者に優しい無料パソコンサポートも提供、まずは無料版でお試しを

 ユーザーサポートツールに起源を持つPC Maticは、さまざまな機能が自動化されており、専門知識を持たない一般ユーザーでも扱いやすい。もちろん操作はすべて日本語の操作画面から行える。

 またPC Maticでは、ユーザー自身のパソコンだけでなく家族や友人のパソコンも一緒に面倒を見られるように、1つのライセンスで最大5台のデバイス(Windows、macOS、Android)にインストール/利用できるようにしている。

 加えて、パソコン初心者がより安心して使えるように、国内販売元のブルースターではPC Maticユーザーを対象に年中無休/無料のメールサポートも提供している。PC Maticの使用方法はもちろんのこと、「パソコンがうまく動かない」「Wi-Fiにつながらない」といった基本的なトラブルの相談、さらには「おすすめのプリンターは」「年賀状を作るにはどうしたらいい」といった相談にも答えている。4980円の年間ライセンス(オンライン購入)でパソコンの「快適さ」や「安全」を守り、さらにこうした相談も気軽にできるならば、決して高価ではないだろう。2万4980円で一生涯利用可能な50年ライセンスが得られるのも他社にはない特長だ。

 もうひとつ、PC Maticでは無料版のパソコン状態診断ツールも提供している(Windows用、Webサイトからダウンロード可能)。製品版のようなパソコンの最適化機能やセキュリティ機能は備えていないが、自分のパソコンがどんな問題を抱えており、改善が可能かどうかを無料で診断できる。こちらのツールも1アカウントで4台まで利用できるので、まずはぜひ試してみてほしい。

(提供:ブルースター)

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