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横長ディスプレーはユーザーの工夫次第でさらに便利になる!

21:9で34型のゲーミングモニター「HUAWEI MateView GT」は普段使いでも強力! 便利技や実際の使い勝手を確認

2021年12月22日 11時00分更新

文● オカモト(アスキースマホ総研)

提供: ファーウェイ・ジャパン

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21:9の34型と16:9の27型
普段使いという観点でのオススメはどちら?

 HUAWEI MateView GTには、21:9の比率の34型モデルとともに、16:9の27型モデルも用意されている。21:9の34型モデルは、基本的には16:9の27型モデルから横方向に画面が拡大したものと言える。画面のサイズも解像度(1440ドット)も縦方向では同じだ。つまり、デスクトップ領域では34型の方が純粋に広くて便利と言える。

同じ机に34型と27型のスタンダードエディションを設置したところ。まずこちらは34型

こちらは27型。34型と比べると横幅はかなり小さい。設置スペースが厳しいなら、27型も候補に入れたい。16:9の27型でも1500Rの湾曲タイプで、最大165Hzのリフレッシュレート対応など、ゲーミングモニターとしての実力はしっかり備えている

 とは言え、本体サイズには当然差があり、横幅は27型モデルの約61.3cmに対して、34型モデルは約80.9cmと約20cm大きい。とは言え、34型モデルでも横幅90cm以上のデスクであれば十分設置は可能。このあたりは各自で設置を予定している場所をメジャーで測定して確認してほしい。なお、スタンドはシンプルで奥行はさほど問題にならないほか、100×100mmのVESAマウントにも対応しているので、市販のモニターアームとの組み合わせも可能だ。

3モデルとも、スタンド取付部の下に100×100mmのVESAマウントがある

 入力端子の数はモデルによって異なる。今回メインで紹介している「34インチ スタンダードエディション」はHDMI 2.0×2+DisplayPort 1.4×1の3つ、上位の「34インチ サウンドエディション」はノートPCなどを接続するのに便利なUSB Type-Cも加わった4つ、「27インチ スタンダードエディション」はHDMI 2.0×1+DisplayPort 1.2×1の2つとなっている。

入力端子の切り替えは本体下部のジョイスティックで操作
スタンドの使い勝手も問題なし

 最後にディスプレーという毎日使うがゆえに気になる、細かな使い勝手についても確認しておこう。

 まずは入力端子の切り替え。ボタン1つで順番に切り替えていくタイプの製品もあるが、本機は本体下部のジョイスティックでOSDの設定画面を出して変更するタイプ。ただ、ジョイスティックを手前(下)に引くと標準で入力端子のメニューが表示されるので手間はかからない(ジョイスティックの上下左右でどの操作画面を出すか、ユーザーがカスタマイズ可能)。

各種設定は本体下部のジョイスティックから。位置を探ったりせずにすぐに操作できる

 OSD設定画面のレスポンスもよく、切り替え自体にかかる時間も1~2秒程度とスムーズな印象を受けた。また、ジョイスティックが本体下部にあるのも設置レイアウトを選ばずに操作できて◎。側面の裏側などにボタンがあるタイプだと、本機の横にさらにディスプレーを追加した場合などに操作しづらくなるためだ。

 続いて、付属スタンドの使い勝手だが、シンプルなのでディスプレーの下の領域も使いやすいほか、上下の移動やチルト(マイナス5度~20度程度)も容易。個人的にはゲームや映像を楽しむときはイスに浅めに座って顔の正面になるように、PCで作業をする場合は画面を少し下げて、若干上方向にチルトして、軽く見下ろす形にすると目が疲れにくくなる印象がある。そのような操作も簡単にできた。

ゲームや映像を楽しむときは垂直に設置して高さは顔の正面に、PCで長時間作業する場合は少し低くして、チルトさせるのが好み。この操作に力はあまり必要なく、それでいて安定した設置が可能だった

 本機の自動スリープ機能だが、OSD設定画面には特に項目はなかったが、入力信号が途絶えると比較的早く数秒程度でスリープに入るのが確認できた。信号が復活すると2、3秒ですぐに復帰した。好感を持ったのが、今回試した34インチ スタンダードエディションでは余計なLED類がなかったこと。電源オン時やスリープ時にLEDが点灯・点滅する製品があるが、目がチカチカする(寝室に設置した場合だと特に気になる)ので、わざわざ塞ぐ手間が発生するからだ。

 あらためて、日常使いでのHUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディションを見ていくと、横長ディスプレーはユーザーの工夫次第でその広いデスクトップ領域を非常に有効に活用できるという点だ。これを体験してしまうと普通の16:9のディスプレーは使いにくいとすら感じてしまう。

 端子の切り替えの操作性やレスポンスなども日々使ううえでまったく不満がない仕様となっている。毎日PCでゲームをするというわけではなく、ディスプレー選びではまず日常での利便性を重要視する、というようなユーザーにもオススメできる製品だ。

  HUAWEI
MateView GT
27インチ
スタンダード
エディション
HUAWEI
MateView GT
34インチ
スタンダード
エディション
HUAWEI
MateView GT
34インチ
サウンド
エディション
画面サイズ 27インチ(16:9) 34インチ(21:9) 34インチ(21:9)
パネル VA VA VA
解像度 2560×1440 3440×1440 3440×1440
リフレッシュレート 165Hz 165Hz 165Hz
コントラスト比 4000:1 4000:1 4000:1
輝度 350ニト 350ニト 350ニト
表示色 8bitカラー
(1670万色)
10bitカラー
(10億7000万色)
10bitカラー
(10億7000万色)
色域 90% DCI-P3
/100% sRGB
90% DCI-P3
/100% sRGB
90% DCI-P3
/100% sRGB
映像入力端子 HDMI 2.0×1、
DP 1.2×1
HDMI 2.0×2、
DP 1.4×1
HDMI 2.0×2、
DP 1.4×1、
USB Type-C×1
サウンドバー ○(5W×2)
本体サイズ 約613×546×224mm 約809×542×220mm 約809×542×220mm
重量 約7.8kg 約9.34kg 約9.55kg
市場想定価格 4万9980円 6万2800円 6万5800円
   

提供:ファーウェイ・ジャパン

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