KDDIの対抗策は「自宅セット割」
一方、KDDIのブランドのひとつである「UQモバイル」では、9月2日より「自宅セット割」を始めた。
これにより、月3GBのプランなら、1628円から638円が引かれて月額990円となる。
これまでは、UQでんきなど、電気を契約すると通信料金を割り引くという施策であったが、今回から、固定回線のセットも適用となった。単にKDDIが提供する光回線や家庭向けWi-Fiルーターの組み合わせだけでなく、ケーブルテレビのJ:COMや関西で大手のeo光など、他社の固定回線との組み合わせでも割り引くのが特徴だ。
かつて、KDDIは「auスマートバリュー」として、自社だけでなく他社との固定回線とau回線を組み合わせることで割り引くというサービスに注力していたが、まさに自宅セット割は「UQスマートバリュー」といえる商品に仕上がっている。
今回、KDDIがUQモバイルで自宅セット割を強化するのは2つの狙いがある。
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