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話題のスマートウォッチ比較「HUAWEI WATCH FITエレガントエディション」と「HUAWEI Band 6」はどう違うの?

2021年05月31日 12時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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HAUWEI WATCH FIT エレガントエディション。今回試用したカラーは「フロスティホワイト」。ほかに「ミッドナイトブラック」も選べる

HAUWEI WATCH FIT エレガントエディションの質感は非常に良い

 まず、HAUWEI WATCH FIT エレガントエディションは、ステンレススチールのケースとフルオロエラストマーのベルトを採用しており、「エレガント」の名前にふさわしい質感になっている。ステンレススチールには上品な光沢感があり、ビジネスシーンでも使いやすい。フルオロエラストマーは、「Apple Watch」の純正スポーツベルトで使われていることでもおなじみの素材であり、長時間装着しても不快感が少なく、手入れもしやすいのが特徴だ。なお、ケース背面は樹脂製になっており、金属アレルギーの人でも選びやすいと思う。

フルオロエラストマーのベルトと金属製のバックル

ケースは表側がステンレススチールで、裏側は樹脂製だ

 何より、こうした仕様でありつつ、価格が1万9800円というリーズナブルな価格で入手できるのがうれしい。筆者は仕事柄普段から多くのスマートウォッチに触れているが、HUAWEI WATCH FIT エレガントエディションは、久しぶりに「これは欲しい」と思える質感だった。

HUAWEI Band 6もスマートバンドとしては整った外観が好印象

HUAWEI Band 6。今回試用したカラーは「アンバーサンライズ」。そのほか「グラファイトブラック」「フォレストグリーン」「サクラピンク」を加えた計4色を展開する

 一方、HUAWEI Band 6には、ステンレススチールやフルオロエラストマー製ベルトは使われていない。ケース素材について明記はなく、ベルトにはUV処理を施したシリコン素材が使用されている。しかし、1万円を下回る価格のスマートバンドとしては外観の印象も洗練されていると感じる。これから初めてスマートバンドに挑戦してみたいという人にとっては、魅力的な選択肢に映るのではないだろうか。

樹脂製のベルトとプラスチック感のあるバックル

こちらはステンレススチールが使われていない

 ただし、HUAWEI WATCH FIT エレガントエディションを触ってしまったあとに同機を使うと、ベルトの質感がやや硬く感じられることも事実だ。差額は1万円強あるが、つけ心地を重要視する場合には合わせて検討するのが賢明だろう。

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