今回レビューするのは、サムスン電子の「Galaxy Fold」。名前に「Fold」とあるように、本機の最大の特徴は折りたためること。従来のスマホにない大画面を搭載する、スマホとタブレットを兼用できるモデルです。国内ではauの専売で、価格は24万5520円(税込)、カラーは「スペース シルバー」の1色となっています。
今回はGalaxy Foldでどのような使い方が最適なのか、フォルダブルの利点は何なのか、筆者が探りながら過ごした1週間をレポートします。
閉じると意外にもスマートなサイズ感
まずはデザインから見ていきましょう。Galaxy Foldは閉じた状態でも背面側にあるディスプレーで普通に使用できます。かなり分厚くて使いにくいのでは……と思っていましたが、縦に長いので持ちやすく、むしろ良いサイズ感ではないかと。ただし、重量は約276gとかなりずっしりしています。
本体右側には音量ボタン、電源ボタン、指紋センサー、そしてSIMカードスロット(開いたときは左側に)。下部にはUSB Type-Cポートを搭載します。
背面には、約1600万画素(超広角)+約1200万画素(広角)+約1200万画素(望遠)の3眼カメラを搭載。作例はのちほど紹介します。銀色のボディーは、どことなく未来を感じさせます。
いざ開いてみるとさすがの存在感。わかってはいましたが、やはり大きいです。片手で持ったときに親指の届く範囲は、ディスプレー中央をわずかに越えたところ。落下の不安もあるので、両手で操作するのがいいでしょう。
この連載の記事
-
第481回
スマホ
「ROG Phone 8 Pro」は性能が良いにもほどがある! 日常使いもゲーミング機能も超充実 -
第480回
スマホ
強力なAI機能を備える「Pixel 8a」、1万円の値上がりもコスパは健在 -
第479回
スマホ
祝日本上陸! ライカカメラ搭載「Xiaomi 14 Ultra」ならエモい写真が撮り放題だ -
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も - この連載の一覧へ