シャープは12月18日、世界最大級の家電見本市「CES 2020」に出展すると発表した。CES 2020は、2020年1月7日～1月10日の期間、米国ネバダ州ラスベガスで開催される。
「“Realize” ～8K+5GエコシステムとAIoTワールドによるスマートライフの実現～」をテーマに、最先端の機器やソリューションの展示を通じて、シャープの取り組みを世界に発信するとしている。
1枚の8Kパネルで構成されるディスプレーとしては世界最大級という「120V型8K液晶ディスプレイ」や、初出展となる「8K PC（dynabook）」などの8K関連機器、「5Gスマートフォン」などの5G関連機器を展示し、8K映像の撮影・編集・5G/IP伝送・表示の一連のエコシステムを紹介する。
「ドローンで空撮した8K映像の5G伝送」や、管路などのインフラの異常検知を効率化する「8K映像によるメンテナンス支援」などのソリューション事例も紹介するとのこと。
また、シャープが目指すAIoTワールドのコンセプトの紹介として、「ビルトインキッチン商品群」や「空調商品群」と共に、レシピダウンロードやトレンド情報受信、遠隔操作などの関連ソリューションを出展。
そのほか、ビジネスでの新たな活用シーンを提案するディスプレーとして、屋外での視認性に優れるという「31.5V型反射型液晶ディスプレイ」を初出展。日本放送協会（NHK）と共同開発した「巻取型 30V型4Kフレキシブル有機ELディスプレイ」なども展示する。また、「プレミアムノートPC」などをスマートオフィス関連機器として出展する。
