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最新Snapdragon Wear 3100プロセッサーを搭載、ストレージ容量は8GBに倍増

オシャレなマイケル・コースの第5世代スマートウォッチは電話で話せる

2019年12月09日 08時00分更新

文● 松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

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電話をかけて、ウォッチのマイクとスピーカーでハンズフリー通話ができる

ウォッチでハンズフリー通話ができる

 スピーカーが搭載された最大のメリットは、連携したスマートフォンが近くにあれば、ウォッチで電話に応答ができるようになったことだ。

 以前は、電話の着信と承認まではディスプレー上でできたものの、通話自体はスマートフォンが必要だった。着信に気付いても、ごそごそスマートフォンを取り出すのに時間がかかっていては、結局相手を待たせることになり、いまいちスマートじゃない。第5世代モデルは、電話がかかってきたら、すぐにウォッチで応答して、ハンズフリー通話ができる。

 もちろん、ウォッチから電話をかけることも可能だ。Googleアシスタントで電話をかけて、相手が受けたらそのままハンズフリーで通話できるので、PCを操作しながらやり取りしたいときなど、両手がふさがっているときに重宝する。スマートフォンのBluetooth圏内から離れると音質が乱れるが、スマートフォンがすぐそばのデスクの上や、ポケット、バッグの中に入れているのであれば、じゅうぶん実用レベルだ。

作業中や外出先でGoogleアシスタントに質問できる

 個人的にうれしいのは、スピーカーの搭載によって、Googleアシスタントが声で答えてくれるようになったこと。自宅で筆者はスマートスピーカーを使っており、朝は、あわただしく食事や身支度に動き回り、PCやスマホで作業しながら、今日の予定や天気を聞くのが習慣になっている。急いでいるときに動きを止めずに質問に受け答えしてくれるのが、音声アシスタントのいいところだ。ウォッチの「OK Google」をオンにしておけば、外出中でも同じように使えて、歩きながら次の予定を確認できる。

Googleアシスタントに「今日の予定は?」と尋ねると、カレンダーに登録されている予定を読み上げてくれる

 スマートフォンでもGoogleアシスタントは使えるが、スマートフォンを別のことに使っているときには、画面を切り替えたくない。例えば、自宅で料理をするときに、スマートフォンでレシピを表示しながら、材料の分量計算やタイマーのセットをウォッチに頼める。

計算結果の読み上げ、タイマーのセットは手が離せない調理中に便利

 ハンバーグをこねていたりして、両手がべたべたでも使えるのはとても便利だ。なお、泳げる防水(5気圧)に対応しているので、調理中や水仕事などでウォッチに水がかかっても安心。

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