ファーウェイ通信 第91回
AI対応CPUや曲面ディスプレー、進化したLeicaトリプルカメラ、PCモードなどなど
ファーウェイの最新スマホ「HUAWEI Mate 20 Pro」はカメラも機能もスゴい!
2018年12月20日 11時00分更新
PCモードではスマホの操作や表示を大画面で!
さらなる先進的な機能の数々を搭載
HUAWEI Mate 20 Proならではの機能のうち、筆者が注目した機能の1つが、外部ディスプレーやマウス、キーボードを接続してPCのように使用できる「PCモード」だ。
PCモードでは、上の写真のように複数のアプリを同時に起動して作業ができる。キーボードやマウスを接続していない場合には、スマホをPCモードを操作するためのタッチパッド代わりに使うことも可能だ。アプリの動作も軽快そのもので、外出先でのプレゼンなどのほか、出張先のビジネスホテルの大画面テレビでネット動画を見たいときなどにも便利に使えそうだ。
また、HUAWEI Mate 20 Proからは、Miracast対応のディスプレーやテレビにワイヤレスで画面を出力してPCモードを利用することも可能になった。HDMIケーブルやType-Cハブなどを持ち運ぶ必要がないのは手軽である。
AIを活用した「AI Vision」という機能も先進的だ。これは、カメラを起動して画面左上のアイコンをタップすると、AIが被写体を認識してそれに関連する情報を表示してくれるもの。QRコードの読み込みやテキストの翻訳のほか、被写体に類似した商品を検索してくれたり、食べ物のカロリーや建物の情報などを確認することができる。
さらにスマホの画面に表示中の製品を二本指で長押しすると、その製品をネットで検索し、購入ページへのリンクを表示してくれる。アプリを問わずに利用できるため、ニュースアプリで気になった商品のクチコミを検索したり、そのまま購入できるのが便利だ。
フラグシップ機にふさわしい風格あるデザイン
最後になってしまったが、HUAWEI Mate 20 Proのデザインもチェックしておこう。
HUAWEI Mate 20 Proは、プレミアム感と上品さが漂うエレガントなスタイルが印象的。特に背面のガラスパネルは美しく、Leicaトリプルカメラやメーカーロゴがセンターに配置されたシンメトリーデザインがシャープさも感じさせる。カラバリは今回試用したミッドナイトブルーのほか、トワイライト(SIMフリー版のみ)とブラック(ソフトバンク版のみ)が用意されている。
角部分がすべて丸みを帯びているため、手への当たりが柔らかく、持ち心地は非常によい。大型画面を搭載しているにもかかわらず、横幅約72.3mm、厚み約8.6mmとスリムなため、片手操作も快適にできるる。
★
HUAWEI Mate 20 Proは、SIMフリー版のほかにソフトバンクからも発売予定。SIMフリー版はファーウェイ・オンラインストアのほか、家電量販店やECサイト、MVNOなどで販売されており、市場想定価格は税抜11万1880円となっている。
ファーウェイ「HUAWEI Mate 20 Pro」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 約6.39型有機EL(19.5:9) |
画面解像度 | 3120×1440ドット |
サイズ | 約158×72×8.6mm |
重量 | 約189g |
CPU | HUAWEI Kirin 980 2×2.6GHz+2×1.92GHz+4×1.8GHz(オクタコア) |
メモリー | 6GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | HUAWEI NMカード(128GB) |
OS | Android 9(+EMUI 9.0) |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19 /20/26/28/32/34 /38/39/40/41(2545~2655M) W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS | ○(DSDV) |
無線LAN | IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz) |
カメラ画素数 | メインカメラ:約4000万画素(F値1.8、広角) +約2000万画素(F値2.2、超広角) +約800万画素(F値2.4、望遠) /インカメラ:約2400万画素(F値2.0) |
バッテリー容量 | 4200mAh(急速充電 10V/4A対応) |
ワイヤレス充電 | ○(15W、Qi互換) |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
SIM | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | Midnight Blue、Twilight(SIMフリー版のみ)、Black(ソフトバンク版のみ) |
提供:ファーウェイ
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