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アスキースマホ総研・白書 第72回

5インチ以下小型スマホおすすめ6機種 片手操作可能なコンパクトさがウリ (1/4)

2018年02月07日 17時00分更新

文● 藤原竜矢(アバンギャルド) 編集●ASCII編集部

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片手でラクラク操作できるスマホが欲しい!
注目のコンパクトスマホ6をピックアップ

 現在のスマホのトレンドは高解像度かつ大画面な大型端末。動画やウェブサイト、電子書籍の閲覧やゲームプレイには非常に扱いやすいが、問題は手が小さいユーザーの場合、片手での操作が難しいこと。電車内でつり革をつかんで片手でスマホを操作するといった際、つい落としてしまう危険性があるだけでなく、スマホを入れるポケットやカバンのサイズにも気をつかう。

 そういったユーザーに根強い人気があるコンパクトスマホは、大画面化が進む現在その数は減ってはいるものの、定番と言える端末が市場に存在する。今回は代表的なコンパクトスマホ6機種をピックアップし、その特徴や使い勝手などをチェックした。

バランスの良さは随一、ワイヤレス充電にも対応
iPhone 8

●アップル
●Apple Store価格:8万5104円(64GB)、10万3464円(256GB)
※3キャリアでの取り扱いあり

iPhone 8

【サイズ/重量】
幅67.3×高さ138.4×厚さ7.3mm/148g

【おもな搭載機能】
●おサイフ/NFC:〇/○
●ワンセグ/フルセグ:×/×
●防水/防塵:〇/○
●生体認証:指紋

 iPhone 8は4.7型の液晶ディスプレーを搭載。ワイヤレス充電に対応するため本体背面はガラス素材になっており、高級感を醸し出している。ガラス素材だが、持ってみても特に滑りやすさは感じなかった。ただし、光沢があるため指紋や汚れは少々目立つ。気になるユーザーはカバーや保護フィルムの導入を検討したいところだ。

 背面のカメラを見ると若干出っ張っているため、ケースを装着していない状態でテーブルなどへ置く際に傷つけてしまわないかは少々気になるところ。撮影した写真の画質は非常に高品位で、空などの背景も実際の色味に近い仕上がりになっている。また、iPhone 8は4K解像度で毎秒60フレームの動画撮影が可能。ただしファイル容量も大きくなるので、頻繁に撮影する人は256GBモデルを選ぼう。

 7以降のiPhoneはイヤフォン端子が廃止されたため、有線のイヤフォンを使うときにやや不便。付属のアダプターをLightningコネクターに挿せば使うことはできるが、その間充電ができないため、手持ちのイヤフォンが有線式のユーザーはバッテリー駆動時間に注意しよう。

 SoCは最新の「A11 Bionic」を搭載しており、ゲームプレイや動画閲覧では特に固まったりカクカクしたりすることもなく非常に快適。ライバルのコンパクトスマホと比較すると少々価格は高めだが、ワイヤレス充電対応かつモバイルSuicaも利用可能と日常の使い勝手の面でも不満はない。スペックを重視する人や3D処理が重めな最新ソーシャルゲームを快適にプレイしたいというユーザーにオススメだ。

アスキースマホ総研
オカモト

【総合評価】☆☆☆☆★

ゲームや動画視聴目的ならフルHD解像度の「iPhone 8 Plus」がオススメだが、幅78.1mmで片手操作はほぼムリ。既存の操作方法を維持しながらバランスよく性能を底上げした、手堅いコンパクトモデルとして魅力的。「iPhone X」がもう少し安ければ候補に入るのだが……。

【カメラ画質】

リアカメラ

インカメラ

 画質は非常に良好で、空の色味などが忠実に再現されている。インカメラはリアカメラに比べて若干画角が狭く、右のサボテンが一部見切れてしまっている。

本体にガラス素材が採用されており、なかなかの高級感

最大7.5Wのワイヤレス充電に対応。ただし充電パッドは別途用意する必要がある

リアカメラは本体から出っ張っているので、置くときには注意が必要だ

4K解像度毎秒60フレームの動画撮影が可能

「iPhone 8」の主なスペック
メーカー アップル
ディスプレー 約4.7型
画面解像度 750×1334ドット
サイズ 約67.3×138.4×7.3mm
重量 約148g
CPU Apple A11、M11
内蔵メモリー 非公開
内蔵ストレージ 64GB/256GB
外部ストレージ
無線LAN IEEE802.11ac(2.4GHz/5GHz)
カメラ画素数 リア:約1200万画素
/イン:約700万画素
バッテリー容量 非公開
FeliCa/NFC ○/○
ワンセグ/フルセグ ×/×
防水/防塵 ○/○
生体認証 指紋
カラバリ ゴールド、シルバー、スペースグレイ

現行最小のiPhoneだが、そろそろ新端末のウワサも
iPhone SE

●アップル
●Apple Store価格:4万2984円(32GB)、5万4864円(128GB)
※このほか3キャリア、Y!mobile、UQ mobileでも取り扱いあり

iPhone SE

【サイズ/重量】
幅58.6×高さ123.8×厚さ7.6mm/113g

【おもな搭載機能】
●おサイフ/NFC:×/×
●ワンセグ/フルセグ:×/×
●防水/防塵:×/×
●生体認証:指紋

 iPhone SEは先に紹介したiPhone 8よりさらにひと回り小さく、幅は58.6mmと今回紹介するコンパクトスマホの中でも最小。成人男性の筆者が触った印象だが、スマホを握る手の位置を変えなくても親指はほぼ画面全域に届くので、手の小さい女性や年配者でも負担なく操作できるだろう。

 ただし、ここまで小さいと、端末を横に構えて両手で持ってプレイするゲームはやりにくさを感じた。スペック面では約2年前の機種となるため指紋認証のスピードやアプリの切り替えなど、細かい部分でiPhone 8よりわずかに時間はかかるが、同時に比較しないとわからないレベルで、単独で使っているぶんには不満は感じない。ゲームや動画も少し引っかかるシーンもあるが、特にストレスなく閲覧できる。

 機能面ではおサイフケータイを使えないので、これまでAndroidで利用していたユーザーが乗り換える際は注意しよう。また、インカメラの画素数は120万画素と低めなので、よく自撮りするユーザーには少々厳しい。より快適に利用したという場合は、最新スペックを搭載しつつコンパクトなiPhone 8がオススメだ。

 なお、iPhone SEは価格が安めなだけではなく、キャリアやSIMフリー版のほか、Y!mobileやUQ mobileでもSIMと端末セットで購入可能。初めてのスマホを家族に渡す場合にもオススメだが、2018年3月にiPhone SEの後継機種が登場するというウワサも根強い。できればもうしばらく新機種の情報を待って買い換えたほうがいいだろう。

アスキースマホ総研
ミナミダ

【総合評価】☆☆☆★★

自分は現役iPhone SEユーザー。実際、片手でラクラク操作できるiPhoneという点だけでも魅力的。ただし、処理性能やインカメラ性能が低く、防水・防塵非対応でおサイフケータイが使えないなどの弱点があるのも事実。3月に新端末が発表されるかどうかを待ってからの乗り換えを強くオススメしたい。

【カメラ画質】

リアカメラ

インカメラ

 iPhone SEのインカメラはiPhone8 と同じく、リアカメラより若干画角が狭い。また120万画素なので画質も今となっては物足りなく感じる。

最新機種のiPhone 8と比較するとかなり小さく持ちやすい

画面が小さいぶん、表示できる情報量に差があるので、大画面かつ高解像度のスマホに慣れているユーザーは、慣れるまで不便に感じる可能性もある

指紋認証によるロックはスムーズだが、認識精度はiPhone 8のほうが高い

ボタンを押さなくても手前に傾けるとスリープが解除できるので、スムーズに通知を確認したりロック解除できる

「iPhone SE」の主なスペック
メーカー アップル
ディスプレー 約4型
画面解像度 640×1136ドット
サイズ 約58.6×123.8×7.6mm
重量 約113g
CPU Apple A9、M9
内蔵メモリー 非公開
内蔵ストレージ 32GB/128GB
外部ストレージ
無線LAN IEEE802.11ac(2.4GHz/5GHz)
カメラ画素数 リア:約1200万画素
/イン:約120万画素
バッテリー容量 非公開
FeliCa/NFC ×/×
ワンセグ/フルセグ ×/×
防水/防塵 ×/×
生体認証 指紋
カラバリ ゴールド、シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド

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