日本レジストリサービス(以下JPRS)は、JPRSが登録管理を行なう「都道府県型JPドメイン名」について、47都道府県の名称部分(都道府県ラベル)を、アルファベットだけでなく日本語でも登録できるようにした。登録申請はJPRSの指定事業者を通して行なえる。
都道府県型JPドメイン名は、「○○○.aomori.jp」「○○○.tokyo.jp」「○○○.nagasaki.jp」のように、「.jp」の左側に当たるセカンドレベルドメイン部分に都道府県ラベルを含むドメイン名。都道府県ラベルに日本語が使えるようになったことで、○○温泉.長野.jpや○○うどん.香川.jpといったドメイン名を登録できるようになった。
ただ、日本語の都道府県ラベル導入に伴い、都道府県型JPドメイン名として「○○○.<都道府県(ASCII)>.jp」と「○○○.<都道府県(日本語)>.jp」が存在することになる。混乱の抑止の観点から「○○○.<都道府県(アルファベット)>.jp」と「○○○.<都道府県(日本語)>.jp」の関係について、一方のドメイン名が既に登録されている場合はその登録者及び管理指定事業者が双方で一致していなければならない。