Citrix CloudPlatform採用のクラウドサービス第3弾
「GMOクラウドALTUS」に月額500円からのBasicシリーズ追加
2014年10月21日 06時00分更新
GMOインターネットグループのGMOクラウドは、「かんたん・安心・高機能」を追求したパブリッククラウドサービス「GMOクラウドALTUS(アルタス) Basicシリーズ」を10月21日より提供開始した。
GMOクラウドALTUSは、「標準化」「互換性」「拡張性」の3つのキーワードをコンセプトに設計されたパブリッククラウドサービス。クラウド基盤として、Apache CloudStackベースの「Citrix CloudPlatform」の最新版を採用しており、万が一の事態に備えたサポート体制と既存システムからの移行や他のクラウドサービスとの連携を容易に行なえる。Amazon Web Services(AWS)と互換性のあるAPIも装備する。
GMOクラウドALTUSでは、中・上級者向けの仮想プライベートネットワーク型パブリッククラウド「GMOクラウド ALTUS Isolateシリーズ」と、安価で信頼性の高いデータ保管を行なうクラウドストレージサービス「GMOクラウドALTUS オブジェクトストレージ」の2シリーズを提供している。今回発表されたGMOクラウドALTUS Basicシリーズは国内最大級(同社調べ)の3000件の実績を誇る「GMOクラウド Public」の後継サービス(GMOクラウド Publicは引き続き利用可能)で、多彩な機能を搭載しながらも初めてのユーザーでも簡単に利用でき、充実したサポート体制を備えるという。
仮想サーバーの作成やファイアウォール設定など、クラウド運用に必要な操作から、リソース利用状況やご利用料金の確認まで「ワンストップで簡単に行なえるクラウド管理画面「ALTUSポータル」を搭載。また、24時間365日有人対応のメールサポート(※電話は平日9時~19時)を無償標準サービスとして提供するほか、有料の「ヘルプデスク」では24時間365日の電話サポートや各種設定の代行も行なう。さらに、導入コンサルティングから構築・運用までのすべてを代行する「導入支援」や、「設定代行」「監視・復旧サービス」など、多彩な要望に応える「マネージドサービス」(有料)でGMOクラウドが一貫して運用をサポートする。
ファイアウォールやサーバーの負荷を分散するロードバランサー(L4/L7)が搭載された高セキュリティな環境を利用できるほか、バックアップが容易に行なえる「スナップショット機能」など、多彩な機能を標準装備する。
GMOクラウドALTUS Basicシリーズでは月額500円から手軽に始められる「ミニサーバー」と、まとまったリソースがお得に利用できる月額固定の「リソースパック」の2つのプランが用意されており、プランは自由に変更可能。プラン変更の際のデータ移行作業は不要のため、2つのプランを組み合わせることで、低廉なコストでスピーディーにクラウド環境を立ち上げ、ビジネスの成長に合わせてリソースを拡張していくことができるという。
なお、GMOクラウドALTUS Basicシリーズの提供開始を記念して、2つの特典付き"アルとタスかる"キャンペーンを本日より開始する。