リコーイメージングは2月6日、防水・耐衝撃・耐性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-4」「RICOH WG-4 GPS」「RICOH WG-20」を発表した。
ハイエンドモデルのWG-4は、有効1600万画素で低ノイズ特性を持つ裏面照射型CMOSセンサー、焦点距離25-100mm(35mm判換算)、開放F2.0(広角側)の光学4倍ズームレンズを搭載。水深14mで連続2時間の撮影が可能なIPX8相当の防水性能と、2mからの落下衝撃に耐える耐落下衝撃性能を備えるという。さらに、ホコリに強いIP6X相当の防塵性能やマイナス10度の低温環境下でも動作が可能な耐寒構造に加え、100kgf(重量キログラム)までの重さに耐える耐荷重構造を採用するなど、一般的なアウトドア環境下での使用に耐えうるとしている。
被写体を大きく拡大し、肉眼では気づかないミクロの世界を液晶モニターで観察、撮影できる「デジタル顕微鏡モード」を搭載。レンズの円周上に6個のLEDが配置され、マクロ撮影時に均一な照明が利用できる。撮影の瞬間にLEDの光量とシャッタースピードを上げて、ブレを抑えられる「瞬間輝度アップ」機能を搭載。被写体との最短撮影距離(1cm)を保持しながら長時間の観察が可能な「マクロスタンド」も同梱する。
WG-4 GPSは、WG-4の性能に加えて、撮影した画像への位置情報記録や移動中の測位ログデータの記録、自動時刻合わせなどが可能なGPSモジュールを内蔵。圧力センサーと電子コンパスを搭載し、気圧・高度・水深・方位など、撮影場所の情報をカメラで確認できる。
いずれも価格はオープンで、3月中旬発売予定。
スタンダードモデルのWG-20は、有効1400万画素CCDセンサー、焦点距離28-140mm(35mm判換算)の光学5倍ズームレンズを搭載。水深10mで連続2時間の撮影が可能なIPX8相当の防水性能と、2mからの落下衝撃に耐える耐落下衝撃性能を備えるという。さらに、IP6X相当の防塵性能やマイナス10度の低温環境下でも動作が可能な耐寒構造に加え、100kgf(重量キログラム)までの重さに耐える耐荷重構造を採用する。価格はオープンで、2月下旬発売予定。