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x86サーバー搭載のSSD/PCIeフラッシュを利用「FlashCache Storage Accelerator」

IBMからもサーバー向けフラッシュ・キャッシュ製品が登場

2013年08月21日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 日本IBMは8月20日、x86サーバー「IBM System x」に搭載したSSD/PCIeフラッシュストレージを利用するフラッシュキャッシュソフトウェア「FlashCache Storage Accelerator」の提供開始を発表した。x86仮想化環境におけるストレージI/Oの高速化を支援する。

 FlashCache Storage Acceleratorは、System xサーバーに搭載されたSSDや「IBM HighIOPS PCIeアダプター」(Fusion-ioのOEM製品)に使用頻度の高いデータを蓄積し、データ読み出し用のキャッシュとして利用するソフトウェア。サーバサイドでデータをキャッシュすることにより、外部ストレージとのI/O処理が軽減されるため、I/O高速化を目的とした新たなストレージ投資を抑制したり、仮想化によるサーバーの統合率をより高めたりすることが可能となる。

 同製品の最小構成価格はサーバー1台あたり65万1000円(税別)。VMware ESXi 5.0/5.1、Windows Server 2008/2012、Red Hat Enterprise Linux 5/6に対応している。

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