日に日に暑さも増し、夏本番を迎えそうな今日この頃。花火大会や夏祭りなど、夏ならではのイベントを楽しみにしている人も多いだろう。
花火大会や夏祭りといえば、「人が多すぎて携帯がつながらない!」という現象が起こりがちだ。会場付近の基地局に通信が集中し、基地局のリソースが想定以上に使われることで回線が「パンク」してしまうことが「つながらない現象」の主な原因。
KDDIおよび沖縄セルラーでは、夏の風物詩とも言えるつながらない現象を解消すべく、臨時Wi-Fi SPOTや車載型基地局設置によるエリア対策を実施する。
同社がこのエリア対策の対象として挙げているのは、全国約300の「主な花火大会」「主な夏祭り」「その他主要イベント」の3つ。その他の主要イベントとは、例えば、「FUJI ROCK FESTIVAL」や「鈴鹿8時間耐久ロードレース」などだ。
1イベントあたり、au Wi-Fi SPOTは最大30局の設置、車載型基地局は3台の出勤を見込む。「携帯=スマートフォン」になりつつある昨今の通信量の多さに対応する狙いだ。
「○○へ行ったら人が多過ぎて携帯がつながらなかったわー」などと話すのも中々乙なものだが、安定した通話・通信ができるなら、それに越したことはない。auの携帯電話・スマートフォンをお使いの方は安心してイベントに参加できそう!?
対象期間は7月〜9月末。なお、エリア対策対象イベントは同社のウェブサイトより閲覧可能だ。(現在は7月のイベントが一覧表示されている。8月以降のイベントについても順次更新されていく予定だ)お目当てのイベントが対象になっているかどうか、確認しておくといいだろう。