「Windows Blue」に関する新たな情報が出てきた。
現地時間の5月7日、米MicrosoftのWindows公式ブログ「Blogging Windows」に掲載されたタミ・レラー氏(同社のマーケティングおよび財務の責任者)に対するインタビュー記事によるものだ。
タミ・レラー氏によれば、Windows Blueの提供は「今年の後半」に予定されているという。
その内容については、Windows Blueという名称が「Windowsのアップデートのコードネーム」であることを述べた上で、「Windows 8を次世代のタブレットとパソコンで利用可能にする」もので、「ビジネスのためのさらなるオプション、そしてユーザー向けの仕事と遊びのためのさらなるオプションを提供する」ものだと語っている。
また、「Windows 8およびWindows RTのリリース後に、耳を傾け続けてきたユーザーの声に応える機会でもある」とも付け加えた。
記事中ではWindows 8の販売数についても触れられている。タミ・レラー氏によれば、Windows 8の販売数はアップグレード版を含み累計で1億本を突破したという。販売数については今年の1月に6000万を超えたという発表があったばかり。ここ数ヶ月での売れ行きが好調ということなのだろう。
ちなみに、WIndows 7の販売数が1億本を突破したとされているのは、発売日の2009年10月22から184日目にあたる2010年の4月24日。Windows 8が発売されたのは5月7日から193日前の2012年10月26なので、両OSのおよそ半年間での売れ行きは、ほぼ同じということになる。
残念ながらWindows Blueの具体的な仕様やUIに関する情報は得られなかったが、どんなOSになるのか、期待と想像がかき立てられる。