データ量1GBでも意外と“使える”! メール/Twitter/ニュースサイトで確認
月額1980円のLTE、「BIGLOBE LTE・3G」ライトSプランを試した!
2013年03月06日 11時00分更新
現在、SIMロックフリーのスマートフォン市場もかなりのにぎわいを見せ、それに加えてSIM単体を提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)も増加し、端末と通信サービスの組み合わせの選択肢はとても広がっている。
「BIGLOBE LTE・3G」なら、LTEが月額1980円から使える
とりわけ、LTE回線を利用したモバイル通信サービスは、その高速さが大きな魅力。ASCII.jpの読者なら、LTEサービスを利用するのであれば、スマートフォンのみならず、屋外でもタブレットやPCでモバイル通信を利用したいと考えたくなるはずだ。
ただ、LTEサービスで気になるのはデータ通信料などの料金だろう。たとえば端末を分割払いにした場合、8000円あたりが月額の維持費といったところ。「LTEサービスは気になっているが、毎月の料金が高い」という方なら、ちょっと二の足を踏んでしまうに違いない。すでに、スマートフォンでLTEサービスを利用している方で、タブレットやPCでも同じようにLTEの高速さを味わいたいという場合でも、新たに追加で回線を契約するかどうか悩んでしまうはずだ。
そこで紹介したいのが、NECビッグローブの「BIGLOBE LTE・3G」だ。月額1980円からLTEを利用できるお得なサービスで、比較的エントリーしやすいのがメリットとなっている。LTEの活用法を中心に「BIGLOBE LTE・3G」をチェックしてみよう。
「BIGLOBE LTE・3G」とは?
選べる4つのプランをチェック
「BIGLOBE LTE・3G」は、NTTドコモのXi/FOMAネットワークを利用しており、大都市圏の一部エリアでは下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps、通常のXi(クロッシィ)エリアでは下り最大37.5Mbps※/上り最大12.5Mbpsになる。速度についてはベストエフォード方式で、通信開始までの時間がFOMA網よりも早く、体感としてデータ通信が快適に感じやすい。通信エリアはNTTドコモの全国人口カバー率100%で、基本的にどこでもつながるので安心だ。
※100Mbps対応エリアも順次拡大中
また、料金プランとしては「ライトSプラン」「ライトMプラン」「スタンダードプラン」「デイタイムプラン」の4種類がある。
「ライトSプラン」は月額1980円。データ通信量(月間総量基準値)は1GBまでで、1GBを超えた場合は上り/下りともに最大128kbpsに制限される。「ライトMプラン」は、月額2980円でデータ通信量は2GBまで。上限を超えた場合の制限については、「ライトSプラン」と同じだ。
「スタンダードプラン」は、月額4980円でUIMカード(SIM)を最大3枚まで利用できる。当月のデータ通信量の合計が7GB以上のユーザーに対して、通信速度やデータ通信量を制限している。月額3980円の「デイタイムプラン」は、早朝2時から20時まで利用できるというもので、UIMカードの最大利用枚数やデータ通信料の制限などは「スタンダードプラン」と同様だ。
どのプランもリーズナブルで魅力的だが、今回紹介する月額1980円の「ライトSプラン」はおサイフに非常にやさしく、気になる方は多いだろう。まずは「ライトSプラン」でLTEを使ってみて、ほかのプランにステップアップするというのもオススメだ。しかも、「ライトSプラン」から「ライトMプラン」への移行の手数料は無料なので、“アップグレード”はお勧めしやすい。いったん移行すると「ライトSプラン」に戻れないので注意が必要だが、自分なりの使い方をつかんだ上で移行すれば問題ないだろう。
BIGLOBE LTE・3Gプラン | ||||
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プラン名 | ライトSプラン | ライトMプラン | デイタイムプラン | スタンダードプラン |
月額料金※1 | 1980円/月 | 2980円/月 | 3980円/月 | 4980円/月 |
利用可能時間 | 24時間 | 24時間 | 2:00〜20:00 | 24時間 |
提供UIMカード (SIM)数 ※2 |
1枚 | 1枚 | 最大3枚 | 最大3枚 |
通信速度※3 | 下り最大100Mbps(一部の対応エリア) 下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps(Xiエリア) |
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月間総量基準値 | 1GB※4 | 2GB※4 | 7GB※5 | 7GB※5 |
※1 「ベーシック」コース210円/月を含む金額。別途、UIMカード(SIM)1枚につきユニバーサルサービス料3.15円/月がかかります。2年の定期利用契約となっており、更新月を除き、解約時にプラン契約解除料9975円がかかります。詳細はサイトで確認ください。
※2 いずれのプランも標準UIMカード(SIM)かminiUIMカード(microSIM)かを選択できます。デイタイムプラン/スタンダードプランの場合は、それぞれ組み合わせた選択も可能です。
※3 規格上の最大通信速度です。利用エリアによって最大通信速度が変わります(下り最大100Mbps〜384kbps/上り最大37.5Mbps〜384kbps)。利用機器、電波の状態、回線の混雑状況、利用される場所などにより低下します。
※4 データ通信量が月間総量基準値(ライトSプランの場合1GB/月、ライトMプランの場合2GB/月)を超えると当月の通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。また、直近72時間(3日間)のデータ通信量の合計が360MB以上の場合、通信速度を制限する場合があります。
※5 データ通信量がUIM(SIM)カード最大3枚の合計で月間総量基準値の7GB/月を超えると当月の通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。また、直近72時間(3日間)のデータ通信量の合計が1GB以上の場合は、通信速度を制限する場合があります。
モバイルルーター「Aterm MR01LN」も安価にゲット!
「BIGLOBE LTE・3G」は、契約時にモバイルルーターを安価に入手できる点もポイントだ。現在は、特典価格で「Aterm MR01LN」(NECアクセステクニカ製)が用意されており、SIMカードスロットのないタブレットやノートPCでもリーズナブルにLTEを使うことができる。
Aterm MR01LNは、最大12台の無線LAN機能を備えており、パソコン/タブレットを複数台同時にインターネット接続できるため、複数のデジタルガジェットを持ち歩く機会がある方なら便利なこと間違いナシ。
また「USB給電」機能を備えているため、USB接続が可能な機器なら給電できることを覚えておこう。イザという時に、スマートフォンをバッテリー切れから救えるのだ。
今回は、「ライトSプラン」とAterm MR01LNを利用して実際に調べ、データ通信量(月間総量基準値)は1GBまでという点が、どの程度“使える”ものなのかチェックしてみたい。UIMカード(SIM)動作確認端末については『「BIGLOBE LTE・3G」動作確認端末一覧/設定方法』を参照してほしい。