第4世代のBoogie Boardはコントラストがクッキリ
KYBERアプリ撮影したら完璧に文字認識が可能
しかし、その撮影でも、Boogie Board筆記面のコントラストは鈍く、素人カメラマンには撮影に手こずる場合が多かった。今回のBoogie Board(BB-4)のクッキリしたコントラストは、手書き文字認識・保管クラウドサービスである「KYBERサービス」などを利用することの多い筆者には極めてありがたい改善だ。
実際に、筆者のスマートフォンであるGALAXY Note上のKYBERアプリでBoogie Board上に描いた文字や絵を撮影、KYBERクラウドサービスにアップロードしたが、完璧に文字認識でき、クラウドストレージに無事に保管できた。
筆記データを確実にローカルのPCに残しておきたいユーザーなら、PCとUSBケーブル接続できるBoogie Board rip(BB-3)を推奨するが、筆記した記録を後で見るために簡単に残しておきたいという程度の要求なら、最新のBoogie Board(BB-4)とスマホ、KYBERやEvernoteなどのクラウド系サービスの組み合わせが現実的だ。
新しいBoogie Boardは、一旦は拡散し、自らの進む道を失ったかに見えたBoogie Boardの基本コンセプトを取り戻し実現した素晴らしい使える商品だ。しかし、同時に新Boogie Boardのファンシーなデザインは、「必然のデザイン」の枠を超えているようで気にかかる。ブラウンのディーター・ラムスの「良いデザイン」の十か条の一番最後にあるように、「良いデザインは可能な限りデザインをしない」というのが鉄則だ。真四角で無骨だが、初代Boogie Boardのインダストリアル・デザインは必然の機能美だ。
今回の衝動買い
アイテム:キングジム「Boogie Board BB-4」
価格:ヨドバシドットコムにて5980円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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