ハイスペックではないが、日常使用には申し分ない
スペックを見ていこう。画面サイズは3.7型、画面解像度は480×800ドット。メインのカメラは500万画素のものを搭載しており、インカメラとして約30万画素のものも用意されている。OSにはAndroid 2.3(Gingerbread)を採用しており、CPUにはクアルコム製のSnapdragon 1GHz、メモリーとして512MBを搭載する。いろいろと試用してみたが、画面切り替え時の引っかかりや、ソフトの起動が遅くなるようなことはなかった。
ウリだった3Dインターフェイスはどこに?
さて気になることが何点かあった。1つが8月3日の発表会会場で、コンパニオンさんたちが一生懸命アピールしていた3Dインターフェイスがなくなってしまったところだ。日本仕様にカスタマイズする際に外されたのだとは思うが、グローバルモデルのイチオシ機能だっただけにちょっとだけ残念だ。
会場で発表された3Dインターフェイスの動画
3Dインターフェイスの代わりに
「スマセレ」でこんなデザインも!
また、バッテリーが本体内部から取り外しできないようになっているため、充電できないような場所で長時間使うことが多いユーザーは外部接続のバッテリが必須となる。
最近、日本独自の機能をスマートフォンに搭載することで「ガラスマ」なる言葉も登場してきたが、余分な機能は要らない、シンプルなAndroidスマートフォンが欲しいという人は周りにもたくさんいる。そういう層にとって、小さく、デザイン的にも悪くないVisionは選択肢の1つとして大いに“あり”と言えるだろう。
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