6月16日、ニフティのクラウドサービス「ニフティクラウド」において、「ファイアウォール」「SSLサーバー証明書」「ロードバランサー」の新機能を追加した。
ファイアウォールはこれまでOSごとの機能として実装してきたが、今回は複数サーバーのフィルタリングが可能になった。ニフティクラウドのコントロールパネル上から設定でき、IPアドレスやポート、プロトコル種別、CIDRなどの単位でフィルタリングを行なえる。さらにAPIでの操作も可能であるめ、外部プログラムからの制御も可能になっている。
無償版と有償版があり、アウトバウンドのフィルタリング、設定ルール数やグループ数、ログ保存の可否などの違いがある。有償版の料金は、1サーバーあたり、1.05/円(税込)/時。
また、SSLサーバー証明書の発行や管理も可能になった。サイバートラストの証明書を採用しており、料金は6ヵ月あたり、5万2500円(税込)となる。
さらにロードバランサーでは、セッション維持、携帯電話キャリアでのフィルタ、Sorryページの代理表示などの機能が追加された。セッション固定機能が1サーバーあたり2.1円/時、キャリアでのフィルタとSorryページの代理表示が月額1050円となる。