毎年恒例、2月3日の節分に神田明神で行なわれる節分祭が、真冬とは思えぬ温かい日差しに包まれて今年も無事に開催された。
煩悩渦巻く趣都アキバを祓うべく……という訳ではないが、今年も神田明神の節分祭が開催された
神田明神の氏子衆や地元企業の重役、今年の年男年女などに加え、4月6日にメジャーデビューが決定している10人の個性的かつキュートな女の子たちのガールズロックユニット“ぱすぽ☆”が、節分祭に参加した。
豆まきを行なう参加者は地元の氏子衆の小頭に先導され、随神門から境内へと進み、本殿にて参拝。その後、本殿脇にある鳳凰殿の2階の縁側から境内に集まった人々の無病息災を祈って、豆まきを行なった。
筆者は例年通り13時半くらいに神田明神入りをしたのだが、境内にはすでに多くの人でごった返していた
境内の太鼓が力強く打ち鳴らされると小頭の朗々とした掛け声とともに、豆まき奉仕者たちが境内に入場してきた
小頭に続いて入場してきたのは赤青の鬼たち
その後、神職者や神田明神が祀る大黒天(大己貴命)と恵比寿(少彦名命)が入場
楽筝(がくそう)、神職者に続いて、神田明神の氏子総代たち
ぱすぽ☆のメンバーたちも参拝
本殿を参拝したあとは、例年通り、千代田区長、中央区長、警察署長、消防署長、税務署長による無病息災、家内安全、火災予防、交通安全などを祈願するくす玉割りが行なわれた
弓を鬼門(北東)と裏鬼門(南西)の方角に向けて弾くことで、邪気を払うという儀式“鳴弦の儀(めいげんのぎ)”と、大黒天、恵比寿、神田明神の巫女さんによる鈴を使ったお祓いが終われば、豆まきの準備は完了!
いよいよ始まった豆まき。福は内の掛け声とともに豆菓子などを威勢よく巻き始めた
下で待ち受ける人々からは「こっちにも!」などの声が上がっていた
この日のぱすぽ☆は、槙田紗子ちゃんが参加できず、メンバー9人での豆まきとなっていた