ソフトフォーカスレンズを使ってみる。
最後に、ちょっと面白いレンズが手元にあったのを思い出し、NEXへの装着を試みた。これはケンコー製の45mm、ソフトフォーカスレンズ。マウントは元々ニコン用で銀塩一眼レフで使ってたものだが、銀塩カメラを使う機会が最近はなく、すっかりお蔵入りしていたものだ。
これ実はマウントの交換が可能。今回はこのソフトフォーカスレンズに装着可能な天体望遠鏡用のAマウントアダプターを付け、NEXで使用してみた。
ソフトフォーカスレンズの絞り変化チェック
最大に絞るとソフト効果はかなり少なくなる。絞りの操作でソフトフォーカスのボケ具合を調節できるのが便利だ。
ソフトレンズ作例
今回はAマウントの30mmマクロと、ちょっと変り種のソフトフォーカスレンズを使ってみたが、NEX-3の背面液晶モニターはかなり高精細で、拡大しないでもピント合わせがそこそこ可能だ。もちろん確実性をとるなら拡大してしっかりとピントを合わせたほうが良い。
MFアシストは便利だが、最初は常に中央部分が拡大されてしまい、位置調整をした後に拡大表示を解除し、もう一度確認と思い、拡大させるとまた中央部が拡大されてしまう。位置変更して固定したままだと確かに使いにくいかもしれないが、シャッターを切るとリセットされるか、ワンタッチで中央部に戻るような機能が欲しい所だ。
また一眼レフのαシリーズはボディ内に手ブレ補正機能を内蔵されているため、レンズには手ブレ補正の機能がない。そのため、NEXでは手ブレ補正機能が内蔵されているEマウントレンズでしか手ブレ補正が効かないのが残念だ。
ちょっとこれを機にAマウントレンズだけでなく、手持ちのレンズをチェックしながらほかのアダプターの購入も考えてみたい。なによりも現行のEマウントにはない焦点距離や機能のあるレンズを使ってみたいのだ。
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