6月24日、インテリジェントワークスは内部統制ツール「コンテンツウォッチャースマート2 R3」とファイルサーバーログ監視ツール「コンテンツウォッチャー1.8」を発表。同日より販売開始した。
コンテンツウォッチャースマート2 R3は、PC操作ログ収集・解析やIT資産管理ができるMac、Windowsクライアント対応の内部統制ツール。コンテンツウォッチャースマート2の新バージョンで、MacとWindowsの最新クライアントOSへの対応とデバイス制御機能の追加が特徴であり、管理サーバーとしてWindows Server 2008 にも対応する。デバイス制御機能は「CWS2 Deviceコントローラー」といい、各PCクライアントの光学ドライブやUSBメモリなどのデバイスの利用を禁止できる。同社ではクライアントのデバイス制御製品は数多く存在しているが、Macクライアントのデバイス制御ができる製品は、日本では本製品のみとしている。
対応するサーバーOSはWindows Server 2003/2003 R2/2008 SP2(それぞれ32ビット版のみ)。クライアントOSはMac OS X v.10.4.11以降、Mac OS X v.10.6 以降、Windows 2000 Professional SP4、Windows XP Professional、Windows Vista Home Premium/Buisiness/UltimateそれぞれSP1以降、Windows 7(Windowsは32ビット版のみ対応)。
価格は各クライアントの利用状況をリアルタイムで監視するモジュールのログファインダーと、ハードウェア情報とソフトウェア情報を自動的に監視・管理するモジュールのSAMファインダーに分かれており以下の通り。なお、CWS2 Deviceコントローラーは個別対応となる。
ログファインダー | |
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Mac版(1クライアントPCあたり) | 8900円から |
Windows版(1クライアントPCあたり) | 4500円から |
管理サーバライセンス(1サーバあたり) | 49万円から |
SAMファインダー | |
Mac版(1クライアントPCあたり) | 8900円から |
Windows版(1クライアントPCあたり) | 4500円から |
管理サーバライセンス(1サーバあたり) | 49万円から |
一方、コンテンツウォッチャー1.8は、コンテンツウォッチャーの新バージョン。パケットキャプチャーの精度を以前のバージョンから大幅に改良し、効率的なファイルサーバアクセスログ監視ができる。さらにVLAN環境化でのログ監視や、Windows Server 2008やWindows 7への対応、SNMPによる死活監視機能も追加し、より柔軟性のあるログ監視アプライアンスツールとなっている。価格は38万円から。