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Parallels、EMC、VMware、エムオーテックス、ウチダエスコのセミナーをチェックせよ

クラウドからvPro、Macまで、6月の注目イベントはこれだ!

2010年06月07日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 至る所で目にするクラウドという用語だが、「クラウドで何ができるの?」、「クラウド構築には何が必要なの?」という人は多いだろう。こうした疑問を解消するには、ベンダーのセミナーに参加してみるのはいかがだろうか?ほかにも疑問を持っている方も、その分野のセミナーに参加するとスッキリわかったりするものだ。ここでは、6月に開催される無料のIT関連イベントを4つ紹介しよう。

クラウドビジネス成功の秘訣を半日で伝授!
Parallels Japan Summit 2010

 6月16日(水)に汐留(東京都港区)のホテル「コンラッド東京」で開催されるのが、パラレルスの「Parallels Japan Summit 2010」だ。パラレルスは、Mac OS X上でWindowsなどの動作させる仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」やそのサーバー版「Parallels Server for Mac」、さらにクラウドコンピューティングソリューションなどを提供するベンダーだ。本セミナーでは、同社による「クラウドビジネスの最新情報と、成功事例のご紹介」や製品ロードマップの紹介に加え、マイクロソフトとデル、日本IBMなどによる講演も用意されている

 14時20分開始の「クラウドサービスを支えるマイクロソフトテクノロジー」では、マイクロソフトのコミュニケーションズ・セクター ソフトウェア+サービス・ソリューション部テクニカル・セールス・スペシャリストである黒柳茂氏が、仮想化されたクラウド基盤としてのWindows Server、物理/仮想環境に対応する管理ツール「System Center」、「Dynamic Data Center Toolkit」を解説する。その次は「デルで実現する『オープン』なクラウド・インフラストラクチャ」で、世界最大級のクラウドサービスプロバイダーへの導入実績をもとに作られた、デルのオープンなクラウド基盤ソリューションが紹介されるという。

 13時から始まる展示とセミナーの参加は無料(事前登録制)。18時半から立食ブッフェ形式の交流会が予定されており、こちらは招待制となる。

Parallels Japan Summit 2010

主催:パラレルス


開催日:2010年6月16日(水)


時間:13:00~18:30(展示会場)


会場:コンラッド東京


入場:カンファレンス●事前登録制(無料)、交流会●Parallelsパートナーおよび招待者は無料(1社3名まで)、一般の参加希望者は1万円


Webサイト:Parallels Japan Summit 2010



ストレージからクラウドが見える!
EMC Forum 2010

 6月17日(木)には、EMCジャパンが「EMC Forum 2010」を東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルB2Fで開催する。テーマは「"The Journey to the Private Cloud"~クラウド時代の到来、その前にやるべき情報インフラの全体最適~」。同社の主力製品であるストレージだけでなく、クラウド構築のための仮想化技術やネットワーク技術に関するセッションや展示が行なわれる。

 基調講演は、「EMCキーノート」と「VCEパネルディスカッション」の2本立てだ。EMCキーノートでは、米EMCコーポレーション副会長のウィリアム・J・チューバ―・ジュニア氏が、同社のプライベートクラウドのビジョンとその展開を紹介する。

 VCEパネルディスカッションは、シスコシステムズ アジアパシフィック アンド ジャパン社長エザード・オーバービーク氏、ヴイエムウェア社長の三木泰雄氏、EMCジャパン社長の諸星俊男氏が登壇。2009年11月に米国で発足が発表された3社連合「VCE(Virtual Computing Environment)」の新たな取り組みが紹介されるという。

EMC Forum 2010

主催:EMCジャパン株式会社


開催日:2010年6月17日(木)


時間:12:00~19:10(セッション)、12:30~18:30(展示コーナー)


会場:セルリアンタワー東急ホテル(渋谷) B2F


入場:事前登録制(無料)


Webサイト:EMC Forum 2010



インテル社内の「vPro テクノロジー体験ルーム」への案内付き!
最新IT動向セミナー 最先端クライアントPC管理の全貌

 インテルが企業向けPC用のCPU/チップセットに搭載している「vPro テクノロジー」。この技術を使った管理ソリューションを紹介するのが、6月23日(水)に開催される「最新IT動向セミナー 最先端クライアントPC管理の全貌」だ。

 本セミナーでは、インテルのエンジニアがクライアントPC選択時のポイントを解説する「2010年 ビジネスPC最新動向アップデート」、デルによる「クライアントPC導入における今後の展望と課題 ~最新インテル vPro テクノロジーの採用によるメリットと弊社対応製品ご紹介」、そしてエムオーテックス「業界初!!ハードウェア・リモコンによって実現する管理」という3本の講演が行なわれる。

 エムオーテックスの講演は、同社のLanScope Cat6と、PC本体だけでKVM機能を実現するvProの新機能「リモートKVM」を組み合わせた管理ソリューションを紹介する。これにより、BIOS設定やブルースクリーン状態でのヘルプデスク作業がネットワーク経由で行なえるようになるという。

 講演の後には、インテル社内にある「インテル vPro テクノロジー体験ルーム」の見学会が行なわれる。普段は入ることのできない部屋だそうで、最後まで楽しみなセミナーとなっている。

最新IT動向セミナー 最先端クライアントPC管理の全貌

主催:エムオーテックス


開催日:2010年6月23日(水)


時間:14:00~17:15(受付開始13:30)


会場:インテル東京オフィス(国際ビル5階)


入場:事前登録制(無料)


Webサイト:最新IT動向セミナー 最先端クライアントPC管理の全貌



マックによる情報統制、ストレージ構築とは?
デスクトップ管理のための Mac OS X Server

 6月25日(金)は、アップルジャパンのセミナールームでウチダエスコ主催の「ESCO Apple Solution Seminar Series:デスクトップ管理のための Mac OS X Server」が開催される。ここでは、Mac OS Xによる作業環境に対して、情報管理統制という観点から管理を行なうための方法を紹介する。といってもサードパーティによる製品を使うのではなく、Mac OS X Serverが搭載する機能があれば簡単に実現できるのだという。さて、その手法とは?

 同時に行なわれるプログラムが、PROMISEテクノロジーの担当者による「Mac OS X Server運用におけるストレージソリューション」だ。企業のおいて必須の課題となっているのが、データ保護と共有だ。本セミナーでは、この課題を解決する同社のMac OS X Server向けのストレージ製品とその特長が紹介される。

 入場は無料で、事前登録の締め切りは6月24日(木)の17時までとなっている。Mac OS Xを利用している企業、Windows XPのリプレース先としてMac OS Xの導入を考えている企業の管理者は、本セミナーに参加してみてはいかがだろうか。

ESCO Apple Solution Seminar Series:デスクトップ管理のための Mac OS X Server

主催:ウチダエスコ株式会社


開催日:2010年6月25日(金)


時間:13:30~18:00(受付開始12:30)


会場東京オペラシティタワー 32階 アップルジャパン株式会社 セミナールーム 


入場:事前登録制(無料)


Webサイト:デスクトップ管理のための Mac OS X Server



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