ユーザビリティを掲げた今回のau夏モデル。すでに掲載した記事では発表会の様子をレポートしたが(関連記事)、それに続いて主要モデルを詳しくレポートしていく。
まず夏モデルで新しく登場した新プラットフォーム「KCP 3.0」を搭載した「BRAVIA Phone S004」と「REGZA Phone T004」は、これまでau端末を使ってきたユーザーであれば、待ちに待った本物の“サクサク”ケータイだ。ほかにもキーパッドを取り替えることができる「beskey」や、13メガカメラを搭載した「EXILIMケータイ CA005」をはじめ、高性能・多機能なケータイがそろっているが、すべて防水。しかしまったくゴツい印象はない。
13メガカメラ搭載&防水仕様に!
カシオ「EXILIMケータイ CA005」
au端末の中では人気が高い、カシオの「EXILIMケータイ」。国内で発売されているEXILIMケータイとして初めての防水仕様となった。それでいて前モデル「CA003」の17.4mmより薄い、厚さ14.5mmを実現している。
“ほっとさせる”という意味の「RELIEVE」がキーワードのデザインになっており、フロントパネルは指紋が目立たず、逆に裏側は光沢感がある。また、カメラリングが発光するので、ケータイを閉じているときでも着信がわかりやすい。さらにテンキーやカーソルキーも編み込みパターンをモチーフにしているなど、CA003と比べて細かな違いは多い。
注目のカメラは、有効画素数1295万画素のCMOSカメラを搭載。従来より高解像度の3メガサイズで高速連写ができるほか、カメラ任せでシーンに合わせた設定で撮影ができる「オートベストショット」、「スマイル検出オートシャッター」などを搭載した。
メインディスプレイは前機種の有機ELから、3.2型フルワイドVGAのIPS液晶を搭載。もはやおなじみとなったダイナミックフォトにも対応する。スマートになって、より持ちやすくなったハイスペックデジカメケータイだ。