オークションで商品の魅力を強調する際、「レア」や「激レア」、「デッドストック」という言葉がよく使われる。
前者2つは「滅多にない」という意味の「RARE」に由来することは皆さんもご承知だろう。一方、比較的あいまいに使われているのがデッドストックだ。単純に古いモノや中古品にまで、その範囲を拡大解釈した場合もよく見かける。
デッドストックとはその名前の通り「死んだ在庫」。前向きな販売予測に反して意外と売れずに長い間倉庫で眠っていて、いつしか誰からも忘れられてしまったという不良在庫だ。それが何かの拍子に突然見つかって、時代や環境の変化で価値が出てきたというラッキー商品がイメージ的には近い。
そんな典型的なデッドストック商品を、東京・御徒町「アメ横」にある馴染みのお店で見つけて、衝動買いしてしまった。ショーウィンドウの奥に眠っていたのは、イタリアの筆記具メーカー「AURORA」が手掛けたボールペン「Thesi」(テッシー)だ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
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