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ITとエレクトロニクスの展示会「CEATEC JAPAN 2009」始まる

2009年10月06日 18時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 本日6日より、幕張メッセにて、最先端ITとエレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2009」が始まった。開催期間は10日(土)までの5日間。ここでは、会場で見かけた参考出品の数々をダイジェストでお伝えしよう。

会場の中でも注目だったのが、昨日発表されたCELLレグザのプレゼン。毎回多くの人が立ち止まって聞き入っていた

曲がる画面がステキ!
ソニーブースの有機ELディスプレイ製品

 ソニーのブースで目を引いたのは、フレキシブル有機ELディスプレイを使ったコンセプトモデルだ。ディスプレイ自体がフィルムのように薄いため、湾曲させることができるという特性を生かして、いろいろな可能性を感じさせてくれる。

これが内部に入っているモジュール。写真ではわかりにくいかもしれないが、湾曲している

説明によると2.5インチで160×120ドットでの表示が可能。ちなみにパネルの厚みはなんと0.2mm! 紙とほぼ同じだぞ!

その有機ELディスプレイを使って製品を作るとこうなる!という実例。左写真の右側は腕時計型のウォークマン、左側は電子書籍端末。また右写真はVAIOをこのデバイスで作るとこうなる!というもの

電子書籍の足音はすぐそこに?
シャープの電子書籍端末

 すでにコンテンツが入っており、グリグリと動いていた電子書籍端末。操作はタッチペン、または指で行なう。iPhoneより大きな画面(10インチ前後)が特徴。現状、コンテンツの購入はPCを介して行なう方式となっているが、将来的には通信機能を内蔵して直接購入できるような形にもしてみたいという。

データフォーマットはシャープ独自のものを使用しているが、もちろんPDFなど、ほかのフォーマットも表示できるように調整は可能とのこと。登場が待ち遠しい端末だ

25%という(夢想的な)CO2削減にいかが?
パナソニックの太陽光蓄電システム

 せっかく太陽光発電をしても、売電&その場で消費という形しかできなかったが、これからは違う? パナソニックが展示していたのは家庭蓄電用のリチウムイオンバッテリモジュール。写真のモジュール1つで約25W程度の出力が可能とのこと。複数台を組み合わせて使う。

色気も何もない画像ではあるが、これもCEATECの醍醐味の1つ。各社がピリッとスパイスの効いた目立たないけどおもしろい製品を多数出品しているのだ

え、マジ? と思わず笑ってしまったモジュールの中身。乾電池のようなデザインのものがめいっぱい詰め込まれているのだ

(次ページへ続く)

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