“低価格なATX電源”をコンセプトにした“筋肉電源シリーズ”の第2弾がリンクスインターナショナルから登場した。シリーズ全商品がATX12V Ver2.2準拠になったほか、新たに500Wモデルがラインナップに加わったのが前作からの変更点だ。だが、この製品にとっての最大の変更点は、やはりパッケージだろう。
「DR-B500NIKU」(500W)のパッケージ。ムキムキの腹筋もさることながら、タラコ唇に黒い縁どりをしているとことが非常にキモイ | 「DR-B350NIKU」(350W)のパッケージ。どの製品も覆面野郎なのは変わらない。しかも“denn,genn”と奇声を発している |
前作は製品より、ステキなポージングを披露するマッチョ兄貴が描かれたパッケージほうが目立っていたが、今回は覆面を被った筋肉野郎が背後を気にしているという、前作の数倍上をいく怪しさ大爆発なパッケージとなっている。“第2弾はいろいろな意味で前作を超えなければならない”という意気込みから生まれたキャラなのだろうが、上半身裸に覆面+マント姿という、変質者スレスレの格好にGO!サインを出したリンクスインターナショナルには敬畏を表わさずにはいられない。ただし、筆者には警官に職務質問されないよう周囲を気にしているようにしか見えないのだが……。
ちなみにこれが初代“筋肉電源”シリーズのパッケージ。第2弾になり、製品もパッケージもパワーアップされたのだが、前作のマッチョ兄貴のほうがどう見ても強そうだ |
肝心の製品だが、総出力500Wで8cmファンを2基搭載する「DR-B500NIKU(24P8CMX2)」、総出力400Wで12cmファンを搭載する「DR-B400NIKU(24P12CM)」、総出力400Wで8cmファンを搭載する「DR-B400NIKU(24P8CM)」、総出力350Wで8cmファンを搭載する「DR-B350NIKU(24P8CM)」の4種類をラインナップ。全種類共通で搭載されているコネクタ数は、ATXメイン(20+4ピン)×1、ATX12V(4ピン)×1、FDD用×2、4ピンペリフェラル×6、Serial ATA×2で、500Wモデルの「DR-B500NIKU(24P8CMX2)」のみPCI Express(6ピン)×1を装備している。サイズは全モデルとも150(W)×140(D)×86(H)mm。本日確認したスーパーコムでは500Wモデルと350Wモデルを販売しており、価格は500Wモデルの「DR-B500NIKU(24P8CMX2)」が5280円、350Wモデルの「DR-B350NIKU(24P8CM)」が2980円となっている。
総出力500Wの「DR-B500NIKU(24P8CMX2)」。8cmファンを2基搭載する | 総出力400Wの「DR-B400NIKU(24P12CM)」。12cmファンを1基搭載する |
総出力400Wの「DR-B400NIKU(24P8CM)」。8cmファンを1基搭載する | 総出力350Wの「DR-B350NIKU(24P8CM)」。8cmファンを1基搭載する |