何に使う? Pico BTXフォームファクタ初のマザーボード単体販売がスタート!第1弾はインテル製LGA775対応マザー「D945GRWLK」
2006年04月25日 00時00分更新
Pico BTXフォームファクタ初のマザーボード単体販売がスタートした。登場したのはインテル製LGA775対応マザー「D945GRWLK」。キューブ型ベアボーンなどでは採用例のあるPico BTXだが、ようやく単体での販売開始となる。
Pico BTXフォームファクタ初のマザーボード単体販売がスタート。登場したのはインテル製LGA775対応マザー「D945GRWLK」だ |
ATXに続く次期デスクトップ・インターフェイスの規格としてデビューしたBTXには、BTX/Micro BTX/Pico BTXの3つが用意されているのはご存知の通り。今までにもAOpen「B2945」やGigabyte「CB91VB1」、FIC「Piston」などキューブ型ベアボーンでの採用実績はあったものの、マザーボード単体での販売は今回が初めてとなる。
Pico BTXということでサイズが203.20×266.70mmとなる「D945GRWLK」は、Mini-ITXほどではないにしろ非常にコンパクトなイメージ。搭載チップセットは“i945G”+“ICH7”で拡張スロットはPCI Express x16が1本のみ。メモリはDDR2 DIMM×4(DDR2-677/4GB)でVGAや8chサウンド、ギガビットイーサネット、Serial ATA×2などをオンボードで搭載する。
BTX対応のPCケースはいくつか販売が始まっているが、Pico BTXとなると未だに未発売。もちろんBTX対応PCケースに搭載できないこともないが現実的ではなく、早めの対応ケースの発売が待たれるところだ。価格はツクモパソコン本店IIで1万6779円となっている。
VGAや8chサウンド、ギガビットイーサネット、Serial ATA×2などをオンボードで搭載する | Gigabyte製Micro BTXマザー(左)と比較。サイズが203.20×266.70mmとなるPico BTXは、Mini-ITXほどではないにしろ非常にコンパクトなイメージだ |