任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS Lite」のアイスブルーと、エナメルネイビーの2色が発売された。予想通り秋葉原のほとんどのショップでは販売開始直後に即完売という状態だった。本日は土曜日ということもあり、家族連れも多くクリスタルホワイトの発売時よりも秋葉原は混雑していた。
ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaは営業時間を繰り上げ8時30分に販売開始するも、即完売 | 朝早く秋葉原に来るも、店頭の“完売”の文字を見てガックリとうなだれる人を多数見かけた |
ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaによると、「6時30分の時点で約1000人が並んでいた。入荷した数を上回る行列ができたため、並んでも入手できないことを告知し、ある時点でそれ以上行列ができないようにした」とのこと。また、8時から販売を行なったアソビットゲームシティでは、5時ごろに160名ほどが並んでいたという。同店の行列は秋葉原ダイビル、駅前広場へと次第に伸びていき、最終的にはヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの近くまで及んだとのこと。行列のピーク時には、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaで買えずに中央通り方面へ歩いてきた人と、JR秋葉原駅から出てくる人が重なり、秋葉原ダイビル前の広場は大混雑となったようだ。
そのほか当日販売を確認できたショップは、メッセサンオー、ソフマップ本店アミューズメント館、メディアランド、ゲーマーズ本店など。ドン・キホーテ秋葉原店は今回も5台のみ入荷。クリスタルホワイトの販売時同様に抽選券を配布し、その後の抽選会で当選した人だけが購入できた。一方、ヤマギワソフト館、ヤマギワアニメ館は予定していた入荷台数を大きく下回ったため、今回も販売を見合わせた。
また、本日はTSUKUMO eX.の改装記念セールと、コミックとらのあな秋葉原1号店のリニューアルオープンが重なり、こちらにも行列ができていた。「ニンテンドーDS Lite」の行列と勘違いして並んでしまった人もなかにはいたようだ。
現在「ニンテンドーDS Lite」は、どのショップも“次回入荷は未定”としており、予約も受け付けていない。先代の「ニンテンドーDS」と同様、しばらくは入手困難な状況が続きそうだ。なお、秋葉原の某中古ショップでは、すでに「ニンテンドーDS Lite」のアイスブルー、エナメルネイビーともに出回っており、約4万円というプレミア価格で販売されていた。
当日販売分の整理券を配布するソフマップ本店アミューズメント館の行列 |
JR総武線ガード下にあるメディアランドの行列は秋葉原駅まで続いていた。同店に入荷したのは全部で40台。入手できたのはほんの一握りの人たちだけだ | ゲーマーズ本店はクリスタルホワイトの発売時と同様、3台のみ入荷していた |
開店と同時に大勢の人が店内に押し寄せたメッセサンオー。クリスタルホワイトの時は販売を見合わせた同店だが、今回はごく少数ながら販売が行なわれた | どのショップでも写真のエナメルネイビーのほうが先に売り切れていた |
本日はTSUKUMO eX.の改装記念セール。CPUや液晶モニタを安く買おうと並ぶ人たちが、アークの先まで続いている。ショップによると「昨日の19時にすでに約10人が並んでいた」という | 本日はコミックとらのあな秋葉原1号店のリニューアルオープンの日でもある。「ニンテンドーDS Lite」とは全く関係ないのだが、勘違いして並んでしまう人もいたようだ |