ラトックシステムから冷却ファンを搭載したSerial ATA用の外付けHDDケース「SA-IFKU2AF」が登場した。スタンドと一体化した冷却ファンは、Nidec製の35mm角のものを採用しており、内部で発生した熱をトレイ側面から放出できる。同社によると「ファンレス時と比べて、最大5℃の温度低下を確認した」とのこと。
冷却ファンを搭載したラトックシステム製外付けHDDケース「SA-IFKU2AF」 |
アルミ製の本体にはHDDに貼り付ける熱伝導パッド(沖電気工業製「まず貼る一番」)が付属しており、HDDの熱をすばやく吸収できるように工夫されている。さらに、添付の温度監視ユーティリティ(WindowsXP/2000用)により、HDDの温度に応じて高速(50℃)/中速(40℃)/低速(30℃)の3段階のファンコントロールが可能だ。また、本体に装着するクリアスタンドは、縦置き、横置きのほか、スタック(積み重ね)にも対応している。本体はカートリッジ方式のため、別売の“REX-SATAシリーズ交換用トレイ”を追加すれば、“トレイ接続キット”と呼ばれるカートリッジを付け替えるだけでHDDの交換が可能。HDD交換の度に内部ケーブルをつなぎ直す必要がなく便利だ。インターフェイスはUSB2.0で、対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE、MacOS X 10.2.8以降/MacOS 9.2.2となる。本体のサイズは117(W)×191.7(D)×41(H)mm。トレイ接続キットのサイズは118(W)×42(D)×37(H)mm。価格は俺コンハウスで1万1800円。
スタンド一体型の冷却ファンはNidec製の35mm角のものを採用。本体はアルミ製で、HDDに貼り付ける熱伝導パッドが付属している | カートリッジ方式のため、“トレイ接続キット”を付け替えるだけでHDDの交換が可能だ |