11月上旬に登場すると言われていたAOpen製の“Mac mini”そっくりな小型PC「mini PC」だが、本日秋葉原の各ショップに入荷している。従来、同社からははCeleron Mモデルのみ先行して発売するとアナウンスされていたが、蓋を開けてみればベアボーンPCとして登場した。
チップセットに“i915Gm”+“ICH6”を採用する“mini PC”シリーズの「MP915-B」 |
リアインターフェイスはDVI×1、S-Video出力端子×1、アナログ音声入出力端子×各1、ギガビットイーサネット×1、USB 2.0×2、IEEE 1394 ×1など。電源は容量65WのACアダプタから供 給される |
今回登場した製品は“mini PC”シリーズの「MP915-B」。Socket 479に対応しており、サポートするCPUはDothanコアのPentium M 1.73GHzまでと、Celeron M 360(1.4GHz)~380(1.6GHz)。 BaniasコアのPentium MやCeleron Mには非対応なので注意が必要だ。チップセットは“i915Gm”+“ICH6”を採用しており、メモリスロットはDDR2 SO-DIMM (DDR 533対応)×1を搭載(最大1GBまでサポート)。拡張ベイは2.5インチ×1のみという構成だ。また拡張スロットとしてminiPCI×1を搭載しており、同社からはオプションとして無線LANカードが登場する予定だ。そのほか注目なのは、記録型DVDドライブを標準搭載しているところで、スペックはDVD+R DL書き込み最大2.4倍速、DVD±R書き込み最大6倍速、DVD+RW書き換え最大2.4倍速、DVD-RW書き換え最大6倍速、DVD-RAM書き換え最大5倍速、CD-RW書き換え最大24倍速、DVD-ROM読み込み最大8倍速となっている。ギガビットイーサネット、USB2.0×2、IEEE1394×1がオンボードで用意されているため、165(W)×165(D)×50(H)mmというサイズながら、拡張性も損なわれていない。インターフェイスはDVI×1、S-Video出力端子×1、アナログ音声入出力端子×各1という構成。電源は容量65WのACアダプタから供給される。価格は以下の表の通り。なお、同製品の組み立て手順がAOpenのウェブサイトに公開されているので、気になる人はチェックをしてもらいたい。
内部の様子。CPUクーラーが写真の約左半分を占める | HDDは、ケースカバーの内側に設置されたHDDステーに取り付ける |
付属の「IDE Card」をHDDに取り付け、 ケースカバーごと本体に被せることでIDE Cardのコネクタをマザーボードに接続する | マザーボードのIDE Cardスロット。HDDとIDE Cardが正しく接続できていれば、ケースカバーを被せるときにIDE Cardが写真のスロットに収まる仕組みだ |
価格 | ショップ |
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AOpen 「MP915-B」 |
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\43,300 | ラオックス ザ・コンピュータ館 |
\43,680 | ZOA秋葉原本店 |
\43,780 | TWOTOP秋葉原本店 |
\43,800 | フェイス 高速電脳 俺コンハウス |
\44,800 | パソコンハウス東映 テクノハウス東映 |
\46,800 | BLESS秋葉原本店 |