Xeonシリーズの中で最上位モデルにあたる「Xeon-3.80GHz」の販売が本日から開始された。製品のパッケージは、表面の“intel inside XEON”というエンブレム部分がコーティングされるなど、従来のものからややデザインが変更されている。
上が今回発売された最上位モデルの「Xeon-3.80GHz」、下がFSB800MHzをサポートする同シリーズの最下位モデル「Xeon-2.80 GHz」 | 左が旧パッケージ、右が今回発売された新パッケージ |
同製品は90nmのプロセスルールで製造され、FSBは800MHz。“SSE3”に対応するほか、64bitのメモリアドレシングを可能とする“エクステンデッド・メモリ64テクノロジ(EM64T)”を採用。また、拡張版Intel SpeedStepテクノロジ”を応用した省電力機構“デマンド・ベース・スイッチング(DBS)”や“NX bit”、“Hyper-Threading”に対応するのが特徴だ。L2キャッシュは2MB搭載。インテルのウェブサイトによると、コア電圧は1.25V~1.400V、TDPは110W、S-Specは“SL7ZB”だ。 販売しているのはファナティック東京店で、価格は10万9200円。
3.8GHzでL2キャッシュは2MB搭載する | コア電圧は1.25V~1.400V、TDPは110W、S-Specは“SL7ZB” |
またFSB800MHzをサポートする同シリーズの最下位モデル「Xeon-2.80 GHz」も登場した。サポートする機能は前述の「Xeon-3.80GHz」とほぼ同じだが、“デマンド・ベース・スイッチング(DBS)”は非対応。S-Specは“SL7ZG”。価格は同店で2万8140円。
またFSB800MHzをサポートする同シリーズの最下位モデル「Xeon-2.80 GHz」は“デマンド・ベース・スイッチング(DBS)”は非対 | こちらもコア電圧は1.25V~1.400V、TDPは110W、S-Specは“SL7ZG” |