(株)バッファローは21日、USBバスパワーが不足する場合でもHDDなどの安定動作を可能にするバスパワーブースト機能付きUSB 2.0ケーブル『UC-BST』の出荷を1月下旬に開始すると発表した。価格は2750円。
『UC-BST』 |
『UC-BST』は、“モバイル・アシスト・ケーブル for HD”として、USBバスパワーが不足する場合にHDDの安定動作を可能にするバスパワーブースト機能を搭載したUSB 2.0対応ケーブル。ケーブルのユニット部分に充放電の制約がないという電気二重層コンデンサー“スーパーキャパシタ”を内蔵しており、パソコンに接続するとバスパワーHDDの起動に必要な電力を充電し(充電時間は約20秒/完了すると赤色LEDが点灯)、HDDの起動をアシストする。起動後はバスパワーをHDDに供給するとともにコンデンサーに充電を行ない、バスパワーが不足する場合に補充して供給するため、常に安定した電流の供給が行なえるという。消費電力は最大2.5W。本体サイズは幅58×奥行き63×高さ18mm(突起物含まず)、重量は約50g。コネクターはホスト側がA、デバイス側がMini-Bで、コネクターとケーブルを本体に収納できるようになっている。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応HDDは、同社製の“DUB-P”“DUB2-P”“HD-PU2”“HD-PU2/UC”の各シリーズ。製品には長さ50cmのUSB延長ケーブルが同梱される。
HDDの接続例 |
併せて、Gigabit Ethernet対応のLAN接続HDD“LinkStation”に容量が250GBのハイエンドモデル『HD-HG250LAN』(250GB)を追加すると発表した。1月下旬出荷予定で、価格は5万9000円。