(株)ウィンドウは24日、Windows搭載サーバーのCPUやメモリー、ディスクの入出力状況を解析して性能改善のアドバイスを行なう“ホットファイル・リサーチサービス”の提供を開始した。
『QikSPY』 |
同社によると、アプリケーションのボトルネックは、外部磁気ディスクのデータ入出力の遅さが大きな原因で、こうしたプロセスの多くは5%未満のホットファイルに集中しているという。同サービスでは、米プラティパステクノロジー(Platypus Technology)社の解析プログラム『QikSPY(クイック・スパイ)』を利用して、頻繁に使われているホットファイルの特定を行なう。ウィンドウのホームページから同ソフトをダウンロードして、システムの稼動中に起動すると、サーバーのローカルディスクに保存されたテスト結果をアップロードし、2営業日以内に可視化したレポートを提出する。対応OSはWindows NT/2000/XP。
ウィンドウでは、今回のサービスを無料で提供することにより、1日に出荷を開始したWindowsサーバー向け半導体ディスク装置『QikDATA M1』の拡販を目指したい考えだ。来年1月には、Oracleに特化した『QikSPY for Oracle』の提供を開始する予定。