(財)日本自動車研究所 JNXセンターとエー・エヌ・エックス・アジア・パシフィック(株)(ANX AP)は25日、JNXセンターが提供する日本国内の自動車業界を中心とした業界共通ネットワークサービス“JNX(Japanese automotive Network eXchange)”とANX APが提供する米国などの自動車業界を中心とした業界共通ネットワークサービス“ANX(Advanced Network eXchange)”間の相互接続を進めることに合意したと発表した。相互接続サービスの提供は、11月に開始する予定。
JNXとANXは、企業間の電子取引のための業界共通ネットワーク。今回の合意により、日米をまたぐ自動車業界向け共通ネットワークが構築される。日本国内ではJNXの認定プロバイダー(CSP:Certified Service Provider)、米国などではANXのCSPを通じて、相互接続サービスを提供する。JNXとANX上で現在利用されているほとんどの業務アプリケーションが国際間で利用可能になるという。双方のユーザーは既存の接続回線や通信機器を変更する必要はない。