AT&Tグローバル・サービス(株)は14日、国際間でVPNを構築するサービス“エンハンスドVPN”として“エンハンスドVPNサービス・タイプI”と“エンハンスドVPNサービス・タイプII”を発表した。
“エンハンスドVPNサービス・タイプI”は、“AT&TユニバーサルVPN”と相互接続することで、米、東南アジア、ヨーロッパなど海外の60拠点以上のアクセスポイントを利用してIP-VPNベースの国際ネットワークを構築するサービス。“MPLS(Multi Protocol Label Switching)”技術を利用し、独自開発のゲートウェイにより、セキュアーな環境を構築するほか、米AT&T社が開発したネットワーク運用管理システム“GEMS”による年中無休の国際ネットワーク監視体制やヘルプデスクの対応、日本における一括契約/一括支払い、SLA(サービス品質保証)なども提供する。
“エンハンスドVPNサービス・タイプII”は、IPSecなどを利用してインターネット上にユーザーごとのVPNを構築するサービスで、AT&Tのグローバルインターネットバックボーンネットワーク(GMIS:グローバル・マネージド・インターネット・サービス)を利用するもの。
両サービスとも、同日付けで提供を開始する。