米Borlandは、8月29日からSan Franciscoで開催されていたLinuxWorld Conference & Expo San FranciscoでLinuxプラットフォーム向け「Webサービス」のサポートを提供すると発表した。
「Webサービス」とは、XMLやSOAP(Simple Object Access Protocol)などの技術を用い、ビジネスプロセスをインターネット上で実行できるようにしたもの。プラットフォームやハードウェアに依存しないデータのやりとりが可能になる。米Borlandの『Delphi 6』では、Webサービスのサーバサイド、クライアントサイドのアプリケーション開発機能がすでに実装されており、Microsoft.NETやSun ONEといったフレームワークにも対応しているという。
米Borlandでは、『Kylix』に現在実装されている、Apacheサーバを利用したWebアプリケーション開発環境を拡張してWebサービスが提供できるようにするとともに、Webサービスのクライアントとなるアプリケーションの開発機能も実装してゆくとしている。
ボーランド(株)に問い合わせたところ、この機能が実装された『Kylix』が登場するのは、次のバージョンかそれ以降になる模様。